週刊店長情報 計ると幸せになる? 2024.04.22
京都では一人暮らしです。御飯は弁当箱の様な炊飯器で御飯を炊いています。お米140g水は210g計ります。炊飯器の内釜にラップを敷いて炊きます。これだと炊飯器の内釜を洗う必要がなくなります。2杯分です。1杯茶碗に入れたら残りをラップに包めて冷凍庫に入れます。
1日何も食べない断食をすれば大体1キロぐらい痩せます。「じゃあ2日食べなかったら2キロ痩せるか」と言えばそうはなりません。代謝が落ちるのです。1.5キロぐらい痩せるぐらいです。ダイエットする場合これが基本になります。毎日どのくらい食べるかを計算すると良いのです。僕は御飯1日1食150gです。味噌汁は1日2杯。おかずは全部で100g~150gです。焼き魚は60g煮物も50gぐらい、玉子焼きはレンジで50g酢の物10g。酒とあわせて1日1000gぐらい。
味噌汁は何度も言っていますが0.8%塩分濃度にしています。味噌汁1杯200gで塩0.8g味噌6gです。秤は0.1gから計れる物を使っています。塩を入れない場合は味噌12gにします。
セミナーでヨガの先生に味噌汁をお願いしました。「0.8%で作って」と。みんなで飲んで色々な意見が出ました。「味噌汁はみんなそれぞれ家の塩加減があるのがいいのでは」と講師。ヨガの先生は「これはもの足りん」と言います。薬学部出身だというヨガの生徒(トレーナーではない)が「この塩分の濃さは僕の家と同じ」ヨガの先生は60歳以上です。薬学部出身者は30代です。いつも「歳を取ると味覚は落ちてくる」と言っています。同じ事が起きた事があります。0.8%の味噌汁を昼に飲んだ夜に自然食レストラン庵で飲んだ味噌汁は僕の中では0.8%の方に軍配が上がったのです。庵の山崎さんは当時70歳以上でした。こういう事を何回も言っていますが殆どの人は計って味噌汁は作っていないでしょう。みんな自分の味覚を信じているからです。味噌汁と同じ方法でラーメンのスープも計って作っています。
手打ちラーメンを作り続けています。今は「すかし入り短冊麺」を試作しています。すかし入りのラーメンって誰も作った事ないでしょう。僕は美味しいを目指していません。「怪しい」を目指しているのです。美味しいはプロが頑張っています。プロには適わない筈。チャーシューも手作り。初めはコーラとかも使っていましたが今は1時間煮て次の日にスライスして煮ています。これで何とかそれらしい物に出来上がります。豚だけでなく鶏チャーシューも作っています。気が乗れば2種類のチャーシューも作ります。その日の気分次第です。
コーヒーもハンドドリップで淹れますが計っています。1投目1分(お湯は4分の一)2投目1分(お湯の量は4分の一)3投目2分(お湯の量は2分の一)です。コーヒー1杯150gに対して豆7gです。正確には7.5g 一般家庭では0.1gに計れる秤を持っている家庭が無いので7gにしているのです。これは日本人で初めてバリスタチャンピォンになった人が薦めている淹れ方です。これだと喫茶店で飲むコーヒーと同じ物に仕上がります。いやそれ以上かも?
先日一人暮らしの親戚にコーヒー器具1式持参してコーヒーを淹れにいきました。隣に息子家族が住んでいても生活は別々。奥さんが病気入院。どんな状態か知りたくて訪問しました。コーヒーはどうも通?みたいで「お手並み拝見」という感じでした。手動のミルがありました。自慢できるぐらいの通かも知れません。でも僕のやり方は知らなかったようです。「4分もかかるんかい」と言うのです。その上重さを量るのも知らなかった模様。又行く事になりそう。
計るのは料理 コーヒーだけではありません。僕が考案した片伸法は足の長さを計ります。又は靴の重さを量ります。道具は車の中に一式を積んでいます。コーヒー一式も常時車に積む事も検討しています。僕のハンドドリップのやり方は操体法的です。一般的な珈琲の点て方だと10回は出来ませんが僕のやり方だと10回でも疲れないのです。計って作ると味覚が落ちても大丈夫です。これで周りが幸せに出来るならやってみる価値ありそう。