週刊店長情報 なぜ高い椎茸価格 25 2 4
まぐろ類について
神山鶏についての問い合わせがありました。僕が説明するより神山鶏のホームページを見ていただいた方が判り易いです。口下手(下記下手)中橋ですから。
次回は2月25日の週です。この週の日曜日仕分けが不能です。月曜日着は不可能です。ついでに言えば3月3日の日曜日も仕分け不能。セミナーの為。
セミナー広告協賛していただいたお店様へ
当日実技プリントに広告もいれますがそれ以外にお店のPRチラシを入れる事に。原稿があればこちらで印刷します。今までやったことがない試みです。
椎茸の価格はなぜ高い
粉椎茸も販売し始めました。規格外椎茸はよく売れています。問題が出ています。正規品の販売を圧迫している。正規品の椎茸はそんなに売れていないと見ています。月に5個~10個も売れればいい方でしょう。規格外椎茸は30個50個100個と売れています。正規品を圧迫していると思いましたがこれだけ売れると圧迫しているのではなく新しい需要を作り出したと考えるようになりました。今まで使いたくても使えなかった料理に使って頂けるようになったのです。企画外品が今まで出なかった理由について検討しました。直接生産者から椎茸を買っているお店もある筈です。「格安品はないの」と尋ねる筈です。そうなっていないのはなぜでしょう。生産地では沢山出ている筈です。仕入れられないのはロットが大きすぎるかも。規格外椎茸はすごい大きな箱で送られてきます。箱は棺桶より大きいです。僕が座ってすっぽり入れるのです。この大きさだと普通の自然食品店では買えません。粉椎茸も同じぐらいの箱です。50g入り袋 だと1000個以上できます。いくら安いと言ってもこれだけの量は買えません。置く場所も大変です。当方のアパートには入りません。福井の家でも玄関一杯になるので予め電話で在宅を確認してから配達に。どんこ椎茸 香信の名前を知ったのはこの業界に入った時です。椎茸の穂ほだ木は昔家に5本ぐらいありました。梅雨時期に収穫したのを覚えています。風呂に入れていた時期もありました。一定の大きさになっても形はバラバラ。規格外品も出ます。自然食品問屋は直接生産者から買っていない模様。きっと袋詰め業者から買っているのでしょう。スーパーで販売されている物も見ています。どんこ 香信は同じぐらいの価格です。だし用椎茸が安価で販売されています。どこ産かは不明 同じ業者が中国産も出しています。規格外と正規品の価格差は段違いです。理由はきっと選別の手間でしょう。選別は機械ではできないとみています。お茶の場合は選別機があります。みかん 桃も選別機があります。椎茸はなさそう。無選別の椎茸というのがあれば安く買えるかも知れません。流通していません。これも不思議です。調理法で考えると揃っていなければいけないのかも知れません。結局正規品は高額に。選別の手間がなくなり自動選別機が出来ると事情は一変するでしょう。そうすると安くなりそうです。当方が香信の販売を検討した事があります。業者から見積もりが送られてきたからです。グレードの一番安い物50g入りで480円ぐらいになります。これだと皆さんの店で販売しているものより100円ぐらい安くなりそうです。でもすぐに断念。これ以上の袋詰めは「しんどい」のです。グレードの見方も参考になりました。香信にもグレードがあるというのも初めて知りました。聞けば誰でも判るのですがほとんどの人は違いを説明できないで今日まできているのです。知らなかったのは僕だけではなさそう。