週刊店長情報 続々もったいない 25 3 18
お詫び
紅塩クッキーについて
紅塩クッキー予約を注文表に入れましたが少し遅れます。サンプルは出来てOKとなり2回に分けて生産の予定でしたが直前になって拒否されてしまいました。こりずに別の生産者にお願いしました。サンプルが今週中に出来上がる予定です。砂糖 粉 油をオーガニック 動物性なし 紅塩が原料の予定。価格も安価になりそうです。こだわりのクッキーなので「こだわり坊や」シリーズにしたい気分です。「坊やって誰の事じゃい」と突っ込まれそう。
お悔やみ
京都の自然食品店エナジーママの池端代表が亡くなりました。ご冥福をお祈り下します。
続々もったいない
「もったいない」シリーズとして ニシンバレ 出会いバレが第一弾 端麺が二弾 三弾は 破レバレ 粉ごな となっています。ニシンバレ 破レバレはバカ売れ状態が続いています。宅配業者にチラシを作って入れればもっとすごい事が。正規品を脅かすとしてなかなか入れてもらえないのが実情。正規品がよく売れている場合はしょうがないと思うのですが実際は逆。長い付き合いなので踏み切れないのだと思います。当方もその点を検討しました。乾燥椎茸はどこの店でも販売されています。よく売れているアイテムではなさそう。理由は「高すぎる」のです。椎茸は料理の中では主役をはれる食材ではないです。それでも価格は主役級。このギャップが問題かも。昔からあるのです。誰かがバレ品を取り扱っていてもいい筈ですがそうなっていません。椎茸生産農家の都合があるのかも。どんこ 香信 の包装はしっかりしています。というか手間がかかっているのです。それに対してバレ品は無造作に袋詰めされています。当方のバレ品は大きな棺桶の二倍以上で発送されてきます。びっくりします。加工用又はエキスを作る会社が引き取っています。一般には出回らないのです。決まったルートがあるから生産者も皆さんに「こんなのもあるよ」とは言わないのでしょう。ニシンバレの会社の社長が「毎日昆布をお湯の中につける。漬けた水は捨てられている。もったいない気がする」と言う話を聞きました。「それって 昆布水じゃないですか。売れるのでは」と言う話からスタート。昆布に鰹節粉末を加えれば出汁になります。昆布水に椎茸粉末を加えれば精進出汁です。昆布水に粉椎茸を加えたものに味噌を加えれば味噌汁です。味噌の代わりに塩を加えればスープです。これではお粗末すぎるという場合はトロミを出すものを入れればクリームスープ。塩の代わりに砂糖 醤油を加えればうどん出汁になります。煮物にはすぐに使えそうです。サンプルが送られてきたので自然食レストラン庵の山崎さんに1本差し上げました。彼女はすぐに開封 味見をして「トロミはある、色も綺麗」と。翌日「あれ売らない。もう少し大きくてもいい」と聞きました。彼女とは30年来の付き合いです。彼女の料理の師の山口久子先生と料理教室で一緒だったのです。古い話です。更に「一般家庭ではいい昆布の出汁なんていらない。これは煮物にすぐ使える」と言うのです。昆布巻きの会社の社長は「昆布巻きにする昆布と出汁用の昆布は違う」とも聞きました。「どうせほかしているのなら 袋に詰めて格安で販売すれば」とアドバイス。「いっぺん作ってそちらに試作品を送る」となりいろいろやりとりするうちに300ミリではなく500ミリのキャップ付きの袋にすることまで話がつきました。袋は僕が全部買い取る条件も出しています。価格についてはこれからの話になります。毎日捨てられている物を商品として売ろうという姿勢は?ですかねぇ。「あづみの湧水」を販売しています。冬でも宅配業者の注文は続いています。飲料としてではなくコーヒーとか煮物に使っているのでしょう。それだと昆布水も売れるかも。価格は190円くらい。名前は「ちからこぶ」どう、いいでしょう。と自画自賛。