週間店長情報 実績を積み上げるしか手がない 28 10 31
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実績を積み上げるしか手がない
粉醤油と五年醤油の取り扱いを始めましたが問題が。メーカーがネットで販売している価格より当方の価格が高いことを店から指摘されました。調べてみると確かに当方が100円ほど高いです。皆さんが直接かめびしから買うとどうなるかも検討しました。ほとんどの店はロットがクリアできません。個人が直接買う場合も検討 価格は安いですがこれに税金 送料 送金手数料又は代引き手数料がかかります。9000円以上だと送金手数料はないようです。個人さんがこれだけ買う場合当方から買ったほうが安くなります。ネットでは価格の安いほうに注文が流れるらしい。皆さんがネットでの取り扱いの場合ネックになります。取り扱いしない方が賢明。と言いたいですがそうではありません。ネットでは確かにメーカーが安いですが醤油だけ買う場合です。皆さんのネットではいろいろな物との抱き合わせになっているはずですからそんなに違わないはずと言うのが当方の見方です。今の状況ではほとんど流通していないと見ています。価格的には当方の儲けはほとんどない状態なので取り扱いを止めにしたい気分です。そうさせなかったのは僕の変な勘。これだと誰も取り扱わないのが常識。僕ってへそ曲がり。「誰もやらないのならやってみよう」というやんちゃ精神。「儲かること間違いなし」と言うものだけしか取り扱わないという店には「春は来ない」というのが僕の変てこりん理論。メーカーもいろいろな理由でやっているのです。当方はメーカーに対して実績がありません。本来なら「取引ご遠慮します」と言われても仕方がないのです。面識もない中でのお願いでしたから。25年以上前の訪問実績なんて役に立たないのです。「採算が合わないのでやらない」と言われる店も出ています。僕の中ではチャンスです。五年漬を取り扱っています。始めは「ナカショウさんがダメといえば処分する予定」との電話で「僕が売ります。ムソーもきっと売るというでしょう」と言ったのが始まり。結局ムソーもオーサワも取り扱うことなく今まで来ています。量産していないので取り扱えないのです。よく売れています。と言っても大部分の店は「何のこっちゃい」でしょう。毎週40~50軒配達の自然食品店の五年漬けの販売総数の5~10倍が別ルートの自然食品店で売れています。五年漬け生産者は自然食品に対して志があって生産し始めたのではないです。僕が見学した時は食堂の主人?でした。「あが(和歌山弁)が昔食べたすっぱい沢庵を食べたい」ので探したがなかったので自分で作ったとの話。高い志がない人でも良い物が出来る場合もあるのです。五年醤油もそうかも知れません。ひょっとしたら「苦し紛れ」又は「瓢箪から駒」いや「全くのスケベ心」かも。出来上がったものは競争相手がないものです。五年も経つと農薬とかは全部微生物が食べてなくなってしまうのです。これについては緩速濾過の中本先生が「微生物は砒素も食べる」カビ博士の井上先生は「カビはアルミも食べる」と言っています。粉醤油については今いろいろな使い方を試している最中です。これもこの業界にないアイテムです。使ったことがないものを流通させるのは大変です。パイオニア精神がなければ難しいです。昔「黒田ゆうき農場」を運営していた時 野菜がない夏場にパック野菜の中に「エンツァイ」を入れて沢山クレームがきたことを思い出します。「芋のツルを入れるなんて」「どうやって食べるの」対応に大変でした。食べたことはありませんでした。数ヵ月後だったと記憶していますが事務所で女性スタッフが昼食のときに調理をして食べさせてくれました。二人での食事美味しかったです。彼女は料理法を知っていたのです。粉醤油については庵の山崎さんにお願いしています。何がしかの答えが出るでしよう。こつこつ実績を積み上げるしか手はなさそう。