週刊店長情報 冷蔵保管VS常温保管コーヒー 30 10 8
「おめぇ よしたほうがいいんじゃない」「何で」「どんなに頑張ってもコーヒーを焙煎している人に素人のあんたがかなうわけがない」「そりぁそうでしょう」「じゃあ なんで」「わかりません。ただなんとなくというか素人目線で話をするのもありだと思ったからです」「素人に何が判る」と言われそうですが「素人は怖いのです」と言ったのは付き合いのある美容師。プロにはプロの常識があります。素人は常識がないから怖いらしいのです。
科学と言うのは「誰がやっても同じ結果が出る事」と美肌水の考案者。1回だけお酒を飲んだことが有る倉田なにがしは水で走る車を作ったと何かの本で読んだことが有ります。「走る時もあるし走らないときもある」のでペテン師扱いです。彼の主張は「水の酸素と水素の角度は108度この角度を少し変えてやると簡単に水素と酸素は切れる」日本の大学は出ていません。米国の貧乏カレッジ卒。考案を日本の会社で話をしても「大学はどこ」「そんな大学知らない」と言う事で門前払い。日本人は考案の優劣を判断しないのです。ひたすら学歴と師事している関係者が誰かを聞きたがるのです。彼の発明した発泡スチロールを灯油にするプラントは今動いているらしい。原油からどんな種類の油でも取り出す技術も彼かも。昔ほどガソリンと軽油の価格差がなくなっているのも関係しているかも知れません。お金の無い時に夜な夜な祇園に出没、素行が問題だと。
コーヒー素人の目線での話だと言う事を前置きして話を進めます。
「付き合いのある店から買って1か月以上経過したコーヒーはまずい」と言う話を聞きました。グリーンアイズの故森口さんは「1ヶ月ぐらいするとガスが抜けるのでその頃のコーヒーが一番美味しい」と。ガスは美味しさに関係がないとも。今までだとここで終了でした。
そう思っていないコーヒーメーカーが愛知県のオキノコーヒー。オキノでは焙煎後 冷ました後に冷蔵保管 配達も冷蔵扱いです。愛知県では黒怒が卸をしています。ここで美味しいかどうかと言う話はなしです。コーヒーって嗜好品だからです。ガスの中にも美味しい成分があるというのがオキノの主張。グリーンアイズとは主張が違います。
誰もが納得する話をしたいです。冷蔵保管した場合と常温保管した場合どう違うかを知りたいと思い、グリーンアイズで仕入れたコーヒー豆各1袋を常温保管、冷蔵保管してみました。期間は40日ぐらいです。両方を飲み比べてみました。ポイントは膨らみと味。
豆と粉を淹れた場合の違いは1投目の膨らみ具合です。豆の方が膨らみます。これは炭酸ガス。豆から淹れた場合1投目が膨らむのは3週間ぐらいまでです。ネットでは1投目が膨らまないコーヒーは古いと出ています。数年前淹れ方をネットで調べた事があります。主に動画。
40日経過後の常温と冷蔵保管のコーヒー豆を同時に挽いて淹れてみました。冷蔵保管コーヒー1投目の膨らみ具合は仕入れてすぐのコーヒーと同じくらいの膨らみでした。常温保管コーヒー1投目の膨らみはほとんどありません。美味しさについては言及しません。明確に味の違いがあります。僕は冷蔵保管派です。冷蔵保管コーヒーの場合ガスの出るのが抑制させると考えられます。
ガスを美味しさと言う部分で考えないもう一つの考え方があります。こっちの方が科学的です。「炭酸ガスは副交感神経を刺激する」と教えてくれたのは美肌水考案者の今井先生。アトピー肌のかゆみ対策の一つとして「炭酸ガスを吸うといい」と言うのです。先生は「パネルヒーターより灯油ストーブがいい」と言っていました。コーヒーで落ち着きたい人は炭酸ガスが有効です。泣きじゃくっている子供にコーヒーの臭いを嗅がしてあげるだけで泣き止む可能性もあります。飲ませてはいけません。カフェインの関係です。臭いを嗅がすだけです。
コーヒーで落ち着きたい人は「豆の冷蔵保存」がお勧め。1投目の膨らみを楽しみたい人も冷蔵保存です。冷蔵保管VS常温保管コーヒー 軍配はあなたの好み次第です。