週間店長情報 売らない販促イベント 28 6 13
おわび
さといらず チェック外しましたが時期早尚でした。二年味噌も、もう少しお待ちください。
リキッド瓶コーヒー 取り扱い停止しています。
破レバレ在庫なくなりました。入札もストップしている状態。当分欠品です。
売らない販促イベント
5月にお店で「味噌汁対決」のイベントをしました。このアイデアは6か月以上前から検討していたものです。お店に出かけていってのイベントはだいたい新規取扱アイテムの推奨販売が普通です。この考え方を一新したいと考えたのです。きっかけはアトピー肌対策セミナーの講師が言った言葉です。10年以上前ですが覚えています。この講師は「化粧品店 薬局でやる美容相談会は販売が目的ではない。本来は店のスタッフに情報とかテクニックを覚えてもらうために実施するもの」だというのです。確かに物の販売もその一つです。でも「売らない販促」が有ってもいいのでは?と。不安だったのは店が納得してくれるかどうかです。「せっかく来てくれるのだから 売ってもらわなければ」と店が思った場合は成り立ちません。今までの販促の真逆なのです。当然売り上げは期待できません。店は売ってなんぼと誰でも言います。僕のような考え方は変なんです。今回は他にもミッションが。当方の取扱アイテムは沢山ありますが全アイテムを店は取り扱っていないのです。大部分は「何のこっちゃ」判らないアイテムでしょう。しかも当方の熱い想いも伝わっていないアイテムも沢山あるはず。少しでもそれが伝わればいいとの考え。タイトルは「味噌汁対決」です。店長自慢の味噌汁と僕が作る味噌汁を飲み比べてもらおうという志向です。
味噌汁対決
店長が作ります。 店長VSナカショウ ナカショウが作ります。
自慢の味噌汁を作ります。 0.8%の塩分濃度の味噌汁を作ります。
素人には負けません。 体液の塩分濃度は0.8%です。
こんな感じでやりました。コピーとしては刺激的です。塩分濃度は薄くても濃すぎてもバツだということもお伝えしたい内容です。更にこの業界で販売されている梅醤番茶の濃度についても知ってもらいたいと思っていました。ステーキとか焼き魚の塩分濃度についても話が出来ればグッド。欲張れば正食の「7合食」が病人食としてばっちりだということも一人でもわかってくれる人が出ればいいのです。これは教育なのです。いろいろ講習会とかでしゃべっても伝わらなければだめです。伝わる人が沢山なんていうことは無さそう。毎年やっているので僕のことを知っているお客さんもいてやりやすかったです。こういうイベントなら皆さんの店でも簡単に出来そうです。店長じゃなくてもいいのです。「料理自慢のスタッフ○○さんが作った味噌汁と若い男性バイト○○君が0.8%の味噌汁を作ります」なんてやるとウケるでしょう。その上ボードを用意して軍配表を作ればもっと盛り上がるでしょう。勝利者賞を出せば他のスタッフも緊急参戦なんて事も考えられるのです。お客さんの中で腕に自信がある人がいるでしょう。更に正食料理の先生を引っ張り出しに成功すれば大イベントに昇格間違いなし。その中で店にある食材をいろいろ使えばいいのです。売らないイベントはお客さんを楽しませることが出来るのです。お客さんの方も「買わされる心配がない」のです。誰でも参加してみたいイベントになりそうです。実はもう次の一手が出来上がっています。その次も思案中。お金儲けが下手な僕。こういう事なら何故かいろいろアイデアが浮かぶのです。