週刊店長情報 国産きび糖と除草剤 26 2 24
お詫び
タカハシ乳業 先週雪の為欠品でした。それぞれの皆さんに連絡すればいいのですが時間がありません。事後報告ですいません。
国産きび糖と除草剤について
先週の続きです。扱っている粉黒糖 黒砂糖 島ざらめの仕入れ先はベストアメニティです。早速聞いてみました。「きっと判らないと返事する」と変な期待をしていました。この種の問い合わせは嫌がるのです。誰も国産きび糖について知らないのです。サトウキビからの製造工程は知っているのですがその前の段階は生産者と友達とか沖縄に友人知人がいて何回も沖縄に行っている人でないと判らないのです。僕のように北海道に弟がいて何回も北海道に行ったから甜菜糖について知る事が出来たのと同じです。沖縄に行くチャンスは過去2回ありました。2回とも操体法の関係です。あの時行っておけば知りえるチャンスがあったのです。でもその時はおぜぜの状態が最悪。結局断念しました。沖縄操体の会と言うのがあるのでそのつてを探していけばひょっとして可能かも。これに首を突っ込むのは仕事が余分に増えそうなので自重。問い合わせに対して「除草剤は使っています」との返事。ベストアメニティでは雑穀は全部生産者と契約していますが砂糖は仕入れだと言うのです。更に担当者は「どうすればいい」と聞くので「除草剤だけでも除いたものならいいのでは」と言うと「上に提案してみます」と言ってくれました。ベストぐらいの大きな会社だと何とかなるかも知れません。生産者を九州に沢山抱えているのですから。期待したい気分です。ここで僕の役目は終了。の筈。国産のきび糖は全部除草剤が使われている事がかなりはっきりしたのです。ここで甜菜糖のように「今まで売ってきたので」と売り続けるのでしようか。北海道産の甜菜糖は今も自然食品店で並んでいます。中身は一般のスーパーで売られている物と同じものです。他の自然食卸も取扱を中止したという話を聞きません。当方は「除草剤の撒いた農産物 加工品の取扱」はしないと言う方針です。低農薬とか自然界で起きる事を人為で促進させたり抑制させたりする事には不賛成ではありません。ついでに言えば遺伝子組み換えも同じ扱いです。有機JASのついたものでも問題があると指摘する人達がいます。そこまで言うと異常だと見ています。何でも反対ではないです。除草剤がOKだと言う事になると何でもありとなり歯止めがなくなるのです。以前パイナップルの取扱をした事があります。その時 除草剤の有無について尋ねた事が。幼苗の時に薄めたものを1回だけ撒いていると聞きました。仕入先は「パイナップルだけは1回の除草剤はどうしても必要」だと言うのです。生産者側の言い分は判ります。一般の農産物ならそれで充分でしょう。自然食品業界が除草剤は場合によってはOKにすると「長年の付き合い」とか何でも理由をつけて取り扱う事が出来るのです。甜菜糖は北海道産しかなくそれほど売れていないので僕が一人でほざいているような状況ですがきび糖はかなりの影響が出てくるかも知れません。しかも未精製のほうが除草剤の残留が大かも。この業界で売られている喜界島の砂糖 南国糖 モラセスシュガー 優精糖 その他自然派の大手宅配のPBもあります。これがみんな除草剤使用だと言う事になるのです。「ウチは大丈夫」と胸を張って言える人は皆無ではないでしょうか。甜菜糖の場合は大分様相が変わってきつつあります。見にくい僕のページにたどり着く人が出ています。国産きび糖はかなり売れています。皆さんはこれを知ってどうするのでしようか。ここでも○ソーの三年番茶のように「これ 売れている。月に三ケースも売れているので止められない」と言って売り続けるのでしようか。どうして今まで追求しなかったのでしようか。野菜果物だといろいろ言う皆さんです。さいころはいつも皆さんに投げられているのです。姿勢が問われているのです。当方も同じです。ベストの砂糖は取扱停止します。売れているものを止めるのは ちびしい。ぐぅるじぃ。