週間店長情報おまけ 米粉どらやき 29 4 26
連休のため発注書2枚になっています。両方とも27日午前中に集計します。日配品が間に合わないからです。日配品以外その他在庫品は5月1日2日注文でもOKです。
天使のたんぼ 代表の井上さんと話しました。米をなんとかしたいといろいろ考えているようです。天使の米粉の細かさは200メッシュが80%以上。通常は50メッシュ 100メッシュで微細製粉だとネットに出ています。見た目には判りません。料理をしたりすればはっきりする筈です。生産者は米を何とかしたいのです。当方は米の販売は苦戦です。というかほとんど販売していません。取扱っているのは無農薬「青森産あきたこまち」我が家と数軒の個人用として取扱っています。注文表には載せていません。お米は皆さんもいろいろなものを扱っているのを知っているのでこちらから深入りはしないつもりです。それが米粉の取り扱いですからこちらもびっくり。成り行きです。これには逆らえません。いろいろ聞いてみると無農薬米粉がないようです。理由は農家では細かく引けないからでしょう。業者に頼むと高くつきます。無農薬でも高いのですから更に高い価格設定をするのに気が引けるからかもしれません。お米生産者はお米の生産に精一杯なのも理由の一つです。これからはそれでは大変でしょう。無農薬米の競争が激しくなりそうです。無農薬米の技術革新が進んでいるのです。天使のたんぼの井上さんの除草方式を聞きました。チェーソウ除草と中耕機除草 それでもダメな場合は人海戦術です。大変な努力をしている事を知りました。以前ロジカルな田んぼの話をした事があります。除草は人手を使いません。これだと米の価格を安く抑えられるのです。ロジカルな田んぼの除草は雑草の種類を二つの郡に分けて考えるのです。水に強い草と熱に強い草です。水に強い草の場合は水深を浅くします。熱に強い草には水深を深くして退治。実際には草の種類がいろいろあるので細かい対策を立てているようです。チェーソウとか中耕機除草とかは人手がかかります。一人では10町歩とかは不可能です。ロジカル方式なら一人で出来そうです。この話をしました。聞いた事があるといっていました。でも実地見学とはしていない模様。お仲間はほとんどEM農法。米の話から玄米餅の作り方について聞く事に。玄米をそのままついて餅にしているというのです。僕らが30年以上前にやっていた事と同じ事をしているのです。当時の僕らは全くの素人。玄米餅は玄米を炊いて臼で突いてつくるのが常識だと思っていました。イベントで150人くらいの人がバス3台で来たことがあります。その時玄米餅をついて「おろしもち」として食べてもらう予定でしたがなかなか餅になりません。「時間です。餅はまだです」指揮官の僕は「できそこないでもいい。食べさせて」と指示。後から地元のお百姓さんから7分づきに空煎りした糠を入れてつくのを知りました。その由話をすると「そんな話初めて」と井上さん。更に「玄米茶の試作をいろいろしているがうまくいかない」といって数点冷蔵庫から出してきました。市販品の「これが大三の」と。「どうして作ったの」と尋ねると「玄米を炊いてぬめりを取って空炒りにしたけど大三のようにはならん」ここで皆さんにもお話ししたことがある「玄米茶は白米茶」の話をしました。彼女はびっくり「知らなかった」賢くても知らない事は教えてもらわないと判らないのです。天使の米粉の価格と賞味期限の話をしました。「近所に納めている店からなるべく短くして、といわれている。製粉所は1年でも大丈夫といっている」と言うので近所の店の言う事は止めてくれ。近くで少ししか買わないのでしょうと言うと「そうです」店の都合と言うのは店だけでなく卸しの在庫の都合を考えてくれと要請。次回から変更8ヶ月か1年になりそうです。最後に出てきた話が「カステラを作っているところが米粉のどら焼きを作りたがっている。ナカショウさんが売るというのなら作る」と言うことに。「小豆はマルカワさんが持っています」と話をすると小豆なら近くの仲間が無農薬で作っている。集める事は可能。砂糖は当方が調達。急速冷凍庫はカステラ屋さんが持っている模様。ひょっとして出来るかも。夢が又一つかなえられるかも。