週間店長情報 週刊誌は警察よりすごい?2024.1.29
僕は週間ポストという週刊誌をほぼ毎週買います。もう20年以上買い続けています。皆さんで週刊誌を買っている人は皆無かもしれません。息子達は全く買いません。新聞も買いません。雑誌だけでなく本屋に行ったという話も聞いたことはありません。彼らと僕は違いすぎるのです。ついでに言えばテレビも殆ど見ません。この点は僕と似ています。「そりゃそうです。僕は印刷屋を目指していたのですから」彼らとは関心の方向性が違うのでしょう。
僕は活字を見ていると安心するのです。本屋に行くのも同じ理由です。本屋は構造不況業種だといわれています。京都の山科に本屋が皆無。僕が通っていた薬大前の大きな本屋は廃業しました。16万人の人口の山科区にほとんどないのに6万人の越前市には本屋があります。福井県には本屋のチェーンがあります。勝木書店という名前です。地元資本というか高校生時代からあります。僕には重宝している本屋です。隣の鯖江市にもありますし本店のある福井市にも数店あります。京都のように全国チェーンの本屋ではありません。福井県では断トツです。
何回も書いていますが構造不況業種にチャンスがあると思っています。全国に素晴らしい本屋があるのを知りました。今までの本屋が不況の原因は委託販売制度だとみています。これは場所貸し業です。店が売りたい本を買い取りで集めて並べると売れるのです。こんな本屋が全国にあるのです。やり方はいろいろありそうです。
芸能人が週刊誌の記事で活動中止だと話題になっています。週刊誌に書かれた記事は捏造で裁判所に訴えて賠償金を請求するというのです。賠償金額は数億です。とネットで出ていますが僕は件の「文○」という週刊誌を買って読むことはありません。別の週刊誌を買っているので更にもう一冊買うという選択肢は僕にはありません。貧乏人には無理です。
芸能人のゴシップ記事はよく裁判沙汰になります。記事を書かれたほうは反論します。書かれっぱなしでは何も解決しない為に訴えるのです。裁判はほとんど民事です。芸能人は噂だけでも仕事は劇的に減ります。記事が正しくなくてもイメージが落ちます。何本ものコマーシャルに出ているスポンサーが離れてしまうのです。裁判をして結審するまで数年かかります。その間に後追い記事が出続けると更に大変です。芸能人のスキャンダルは週刊誌にとっては販売部数が上がるので「美味しいのです」有名芸能人は年中見張られているのです。見張っているのは警察ではないです。
芸能レポーターという仕事があります。芸能人を追いかけて記事を書きます。「芸能レポーター」という仕事になりたい人も沢山いるらしい。売れっ子レポーターはテレビにも出ている人もいます。更に芸能レポーターの個人事務所があるというのですから驚きです。
ここで記事の内容とか事実とかについて意見を言うつもりはありません。問題にしたいのは被害者が週刊誌に話を持っていくことです。内容次第では刑事事件になる筈です。それだと週刊誌に話を持っていく前に警察に通報したり相談したりするのが先だというのが僕の言いたい事です。「芸能人から被害を受けた」内容は警察が受け付けるのが筋でしょう。それとも「警察は私のいう事は聞いてくれない」ということであれば週刊誌にとかマスコミに通報するという手はあります。週刊誌が警察に代って被害内容を記事にして「芸能人にバツを加える」という内容になっています。週刊誌に記事にしてもらう事を頼んだのであれば「ただですか」と聞きたいです。事実が違ったり、グレーだと敗訴する場合もあり負ければ賠償金が発生します。金額は請求金額の十分の一ぐらいになると言うのがネットで出ています。週刊誌の目的は売上げアップです。部数が増えて売上げが上がり続けるのが目的です。被害者の目的も「警察に行くより儲けがいいから」かもしれません。週刊誌は警察よりすごいのです。芸能レポーターがあるくらいですから自然食レポーターも出来そうです。今の所そういう人はいません。居ても記事を買う媒体がありません。