週間店長情報 紅茶のグレード 29 12 18
おわび「お願い僕を使って」シリーズの紹介で価格が間違っていたものが数点。次回に訂正予定。
紅茶のグレード
「おめぇ 紅茶って飲んだ事あんの」「たまに」「そんなんじゃ話は無理 止めといたら」「そうしたいのですがそういうわけにはいきません」「なんで」「取扱っているからです。何も知らないではすまないでしょう」「判らん人が100人集まっても判る事はねぇよ」「そこはそれ強い見方がついています」「そんなの絶対うそ」「まぁ 聞いてください」「そんならしゃべってみぃや」
紅茶の話をするのは初めてです。紅茶はコーヒーほど売れていません。今まで避けてきました。そりゃそうです。突っ込まれると返答出来ないからです。紅茶を喫茶店で飲む事はないです。訪問先で出された時に飲むくらいです。ついでに言えばコーヒーも週に2~3杯がぶ飲みするタイプではないです。水は飲みません。「水呑百姓の子孫なら水ぐらいのんだら。売るほどあるんだろ」「もったいなくて飲めません」「みみっちい奴」そうです。貧乏に育ったので水でももったいないのです。紅茶が美味しいと感じて飲んだのは1回だけ。数年前神戸訪問時の自然食品店で出された紅茶。それまでは紅茶はレモンとかミルクを入れてやっと「飲める」ものでした。この時紅茶の種類と淹れ方で味が違う事を知りました。グリーンアイズでもいろいろ教えてもらいました。でも皆さんにお話できるほどではないです。カレンダーに書いてある事ぐらいです。グリーンアイズの森口さんは「カレンダーをみんな読んでいない」と嘆いています。今は知りたい事があるとネットで簡単に調べられる時代です。ネットで調べただけで充分ではないです。それ以上に説明が出来るといいのです。今回もそのつもりで書き続けます。グリーンアイズで紅茶を飲ませてもらった事があります。ポットが2つありました。その時は納得していたのですがすぐに忘れ理由がわからない状態に。ポット2つはいらないと考えるのが普通。ここで思いついたことがあります。コーヒーは95度ぐらい。お茶の一番茶は60度ぐらい。二番茶は温度を気にする必要がないです。紅茶は熱いほうがいいようです。いずれもカップは温めます。紅茶も同じです。カレンダーには書いてないです。カレンダーには抽出時間と色と味の違いが書いてあります。これで充分でしょう。これからが僕ちゃんの出番です。アールグレィはアールと言うのは伯爵 グレィはチャールズグレィ伯爵のグレイ。紅茶も一番茶二番茶三番茶があるのです。ファーストフラッシュ セカンドフラッシュ オータムフラッシュと言います。これだと理解。同じダージリンでも収穫時期で味が違うのです。今までの僕はダージリンはダージリン同じものだと思っていたのです。一番茶が一番の筈ですがアッサムはセカンドのほうが最良品だと言います。セイロンウバもセカンド。うまく淹れるとゴールデンリング(見た事はないです)カップに輪が出来るらしい。スリランカのウバ地方の紅茶と反対側にスワラテリアと言う地区も紅茶の産地です。ここの紅茶は日本の緑茶に似ています。1~2月収穫品が最高品です。南インドニルギリも紅茶の産地。ニルギリというのは青い山の意味。紅茶の木と緑茶の木は同じものです。紅茶の三大産地中国 ダージリン セイロンですが元種は中国です。これが各地で拡がったのです。中国はキームン6~9月収穫。8月産が最高級。ランの花香 黄色かかったオレンジ色。CH(チャイナ)は中国元種由来。CL(クローナル)接木したもの。グレードについては美味しさを表すものではないです。茶葉の大きさ 刻んだ とかです。知っていたのはOP BOP FBOP CT BP1。カレンダーに出ています。最高級というかランクはF(フィナー)T(ティピー)G(ゴールデン)F(フラワリー)O(オレンジ)P(ペコ) 一つ下はTGFOP その下はGFOP。ゴールデンチップスの多さを表現しているのです。ちなみにGFOPはゴールデンチップスがわずかに含まれているグレードと言う事になります。FをSにする地区もある。スペシャルと言う意味か。紅茶最適生産地は昼間温度の差が大きい地区。日本茶と同じです。