週間店長情報 天の声「ピザの話をしろ」31 2 4
「ふーん ピザか よしたほうがいいんじゃない」「何で」「おめぇにピザは似合わん。どうみても御飯に味噌汁のイメージしかない。ピザを食べた事ないんとちがう」「たまに食べます」「そういっても1年に1回とか2回のレベルじゃないの」「1ヶ月前にもらったものを2枚食べました」「ピザを2枚もタダでくれる人なんていないでぇ」「付き合っている店の人からもらったのです」「絶対信じられん」「石窯で焼いたものでした」「なんかの間違いじゃろう」「本当です」「誰も信用せん。勝手にほざいているだけ。今回は期待薄。話をすると無知の化けの皮が剥がれるだけ。それでもいいなら話してみぃや」ということでピザの話をする事に。
ピザの歴史と語源から
古代メソポタニア エジプト時代から小麦粉を水で溶いた物を焼くという調理法はあったのです。固い皿パンとして。16世紀ごろトマトが栽培されてから普及したことからビザ作りが始ったのです。トマトをパンにトッピングする事から。フォカッチャに近いもの。
ピザの語源は諸説。古代ドイツでは一口 ラテン語では平らにつぶす パンのこげ
イタリア語では引っ張る 古代ギリシャでは投げる 麦の糠
ピザの定義 小麦粉 水 塩 イースト 砂糖 少量のオリーブ油でこねた後に発酵させた生地を丸く伸ばし其の上に具を乗せオーブン窯で焼いたもの。
ピザの種類 ナポリピザ 厚め もっちり 柔らかい 手で伸ばす 薪が石窯
ミラノピザ 薄め カリッとしている
ローマピザ オイルを入れる 麺棒
マルゲリータ 名前だけは知っていましたが「何のこっちゃ 丸いと言う意味か」としか浮かびません。イタリア王妃の名前だと知りました。代表的ピザです。モッツアレラチーズ トマトソース バジルをトッピングしたもの 白 赤 グリーン色でイタリア国旗をイメージ
マリナーラ トマトソースを引いてニンニク オレガノをトッピングチーズは載っていない。
ピッツァナポリターナ 一口サイズの揚げピザ ふんわり 柔らか ドーナツのような味わい
カルツォーネ ピザ生地にトマトソースやチーズを載せて袋状に成型して焼き上げたピザ
ピゾーロ 生地の間にチーズ 野菜を詰めて表面にパルメザンチーズ オリーブオイル オレガノをトッピング
スカッチャ パイのような形をしたピザ トマトソースやチーズを載せて折りたたんで焼き上げたピザ カットすると綺麗な断面が見える
カプリチョーザ 気まぐれと言う意味 トッピングは決まっていない。
マルゲリタ マリナーラはトマトソース系
いろいろなピザの意味
オルトラーナ(菜園) ベスカトーレ(漁師) ロマーナ(トマトソースのピザ)
バルマ(バルマ産生ハム プロシュート) ディアボラ(悪魔) カラブレーゼ(南イタリアカラブリア) サルモーネ(サーモン) ビスマルク(目玉焼きの乗っているメニュー)
クアトロフォルマッジュ(4種類のチーズ) ホスカイオーラ(木こり) バンビーナ(幼い男の子) クアトロスタジオーン(四季) ビアンカ(ピザ生地だけ焼いた物)
本場イタリアではピッツア 一人一枚が基本 ナイフとフォークを使う 薪か石窯で焼く
アメリカではピザ 切り分けて食べる ピザカッターを使う オーブン 鉄板で焼く
ピザトーストは日本発祥だとか。「神の声」がないと判らん内容だったかも。