週刊店長情報 無農薬小麦使用の乾麺 26 11 3
ココナツオイル 今週中に入荷
連絡が来ました。皆様のご注文分来週にお届け出来そうです。
ワイン入荷
11月1週に入荷予定です。来週から注文可です。
風と光
今回は注文用紙お届けします。バラ発注OKです。
ただ 順次取扱です。注文の多いものから取扱します。
無農薬小麦使用の乾麺
金子製麺の金子さんと電話で話をしました。前回訪問の時に「無農薬は中橋さんが販売の窓口に」と言う事でした。その時は乾麺作りが一番忙しい時期だったので「いつから」と言うところまで話が進まなかったのです。9月一杯は忙しいと判断しました。10月になって正式に「お願い」のファックスをしました。内容は「無農薬餃子の皮よりはリスクの少ない乾麺でいきたい。最低ロットと見積もりをお願いします」その時に自然食品店はこのままだと生協の取扱品を高く売る店になりそうだと言う事も付け加えました。この件については報告済みです。僕の話を真に受ける人はいないかも知れませんが一足先にそうなった業界があります。薬局業界です。薬局に雑貨問屋の営業は行かなくなりました。雑貨はドラッグで安く販売されています。ドラッグで販売されている薬とかもきっと同じです。薬局に行く営業マンは「怪しげ」商品とかドラッグで取り扱ってもらえない会社の営業だけです。この状態が自然食品店業界でおきようとしているのです。供給に余裕のある会社からそうなっていきます。当方の取り扱っている商品にもそんな物があります。その会社の社長と話を聞くと僕はゴミだと感じます。「どこそこでこれは数千個 あそこでそっちは数千個」と言う具合です。他の問屋の営業の話を聞いてそう判断しました。草履の関係で生協へ納入している業者の営業と話をした事があります。彼らは自然食宅配業者への関心が全然ないのです。自然食宅配業者は数万単位の会員です。彼らの相手は数十万数百万単位の会員の生協です。「自然食宅配にはウチはいきません」と言うのです。びっくりしました。僕が金子さんに無農薬を提案した時、金子さんの事情もあった模様。金子さんは農林61号にこだわり続けていますが政府が農林61号を栽培困難品種に指定したのです。今後農林61号小麦の調達が困難になりそうです。「お上に盾ついてまでは」と言うのが金子さん。「当社が今後続けていく為の売り」を考えた時「無農薬」に取り組まなくてはいけないと感じていたのです。一気に全面的切り替えは難しいです。そこで「ナカショウが窓口」と言う事になったのです。特別な袋を作ったりシールの印刷をしたりはしないし金子さんの名前も出さないで当方のPB「とんからりん企画」にしたいと言う話をしました。電話では小麦のグレードについてのやり取りが主でした。有機JAS 無農薬無化学肥料 無農薬一部化成の三つです。僕は「初めから完璧は求めません。小麦が集まり易い無農薬一部化成使用までOK」と。金子さんによると圃場によって品質と収量の関係で一部化成を使用している小麦があるということです。僕が紹介した生産者、更に「金沢大地」口座を作ってもらいました。他にも無農薬小麦の調達出来そうな取引先があります。これだと小麦は何とかなりそう。ロットも千個以上だと大変ですがその半分以下でいけそう。そうなると「いつぐらい出来ますか」と聞くと「そんなにかからない」と言う事でした。11月中には出来そう。夢が叶いそうですが売れなかった時の覚悟も必要です。昔新茶を3000個仕入れて全く売れなかった事を思い出します。「三年たっても新茶のシールのお茶」だったのです。10年以上お茶取扱アレルギーでした。今回も賞味期限切れのうどんを毎日食べる覚悟が必要です。数か月毎日うどん食なんて事も起きるのです。夢には覚悟が。