週刊店長情報 情報は集めるな! 27 4 6
ココナツオイルについてはご迷惑をおかけしています。今回到着したのが少なくてご注文に充分お答えできませんでした。1月に発注した分でした。2月は更に多くの注文を出しています。それが4月に到着すると聞いていますので先週予約受付しました。到着予定分の2倍以上の予約。予想では全部の店にいきわたる筈というか余裕があると見ていたのです。今回の注文残は5月入荷でこなす予定です。2月の2倍以上発注しました。ココナツオイルについては取り扱うまで全く知識はありませんでした。取引先から「取り扱ってほしい。ロットが大きくて店では仕入れが困難」と聞いたのが始まり。しかもその会社が一番安かったのです。取扱始めていろいろお勉強。すんなり入荷したのは初めだけ。欠品状態が続いています。新規取扱の時担当者が京都山科出身だったことと毎週日配品を直接届けている事を社長に伝えた事から仕入れロットも僕の仕入れられる範囲にしてくれました。初めから「これは売れる」と思って始めたのではありません。こう言った事は他にもあります。売れすぎて納品ストップになっている椎茸もそうです。これも店から「毎日切り刻んで使う椎茸 ドンコ 香信でなくてもいい。安い物を探して」と言われて探したのです。これが大ヒット。今は在庫があるので納品再開される可能性のある2ヶ月間ぐらいは何とかなりそう。売れすぎるとは予想していませんでした。こういうものが他にもあります。重曹もそうです。この場合はセミナーで重曹を取り上げた事から始まりました。初めは取扱の化粧品メーカーに「セミナーに使う重曹何とかして欲しい」とお願いしたのです。発送される段階で仕入れ価格の話合いをする段階で部長が「あなた次第で無償提供してもいい」と言うのです。条件は「化粧水の取扱本数が今後増え続けるのなら」と言うので「それなら増え続けた事にして頂戴」となり無償提供してもらいセミナー参加者に配布。その後「販売の可能性」について問い合わせたら「ウチで仕入れて送ってあげる」事から取扱が可能に。これにはおまけが。「売れすぎているので値上げ」普通売れすぎたら値下げが本当の筈。会社は原価で送料負担して僕にくれていたのです。これがクエン酸 オルトケイ酸(廃油で石けん)にも広がりました。当方の現在の収益の柱の化粧水は考案者の医師から電話で「君の取り扱っている化粧品は百害あって一利なし 当方考案の化粧水が商品化された。君これ取扱なさい。会社には僕が言っておくから。僕の考案料10円放棄するからその分安くしてもらえ」これにはびっくり。しかも安価すぎます。その時の電話でのやり取りが先生の著書のまえがきにでています。当時の化粧品卸仲間に販売をお願いしましたが誰も真剣に取り組んでもらえませんでした。ずーと低空飛行状態。これが自然食宅配でチラシ展開の方法を教えてもらった事から数字が伸び始めました。更に九州で知り合った卸の人が取扱に本腰を入れてくれました。この時は快進撃。「いつか二人で会社をゆすれるくらいになりたい」と思ったものです。彼が病気になり頓挫。今に至っています。みょうばんの取扱も偶然です。相手から「それだけ言うのならあなたが展開したら」と言われたのです。その会社でのミーティングで「アトピー肌の浸出時期に使える入浴剤がない」といつも言っていたのです。これは本当です。アトピー肌の乾燥期に使える化粧水とか入浴剤は沢山ありますが湿潤期で傷口が乾燥していない状態に使える入浴剤は無いのです。これをつけると肌に繁殖している黄色ブドウ球菌は収斂作用で死滅してしまうのです。湿布でも有効です。こちらのミョウバン水は原料が生みょうばん。一般には入手不能です。メーカーにしかありませんしだしません。市販されている物は焼きみょうばん。バルブで仕入れてこちらで詰めて販売しています。独占販売です。競争相手はいません。説明さえ出来れば売れるのです。他にも使い方が沢山あります。こうやって見ていくと大分分こちらが情報を集め廻った結果ではないのです。周りの人とか店から聞いた話から始まったのです。全く知らない人とか会社が自分の為に情報を流してくれる事はないのです。魂胆があるのです。本当に必要な情報は自分の廻りにあるのです。