週刊店長情報 ティッシュで苦戦中 25 9 2
田舎漬けの「樽の味」は倒産していません
2軒の店から「樽の味が倒産」と言う話を聞きました。1軒だけなら「何かの間違いだろう」で済むのですが確認しました。毎週注文しているのでそんな事はないと確信していました。判ったのは田舎漬けの取扱の大阪の問屋が倒産した事。倒産した問屋の取引店と自然食宅配業者の名前も聞きましたが公開出来ません。
価格表は保存用
今まで価格表も一緒に渡していましたがムダ節減の為毎週発行していません。ご希望の方は申し出て下さい。
ティッシュで苦戦
無添加ウエットティッシュの販売を考えました。店で見た事がないアイテムです。無添加では難しいのは明らかです。雑菌が繁殖するからです。そこでミョウバンを含ませたらいいのではと。いろいろ探しました。初めはみょうばん入りの無添加ティッシュが出来ないか検討しました。早速その由伝えるとかなりの金額でないと作れないと判りました。1ロット百万円ぐらい必要なのです。「これでは不可能」と断念。他に方法がないかいろいろ調べました。そこで出てきたのが「無添加ウエットティッシュ」のホームページ。早速連絡を取りました。「無添加だと雑菌の繁殖が心配ですが」と当方。「1枚目を取りだした時に手の触れたティッシュには雑菌がつくかも知れませんが袋の中に入っているティッシュには雑菌は繁殖しません」と言うのです。間違いなさそうです。このティッシュ2個にみょうばん液を袋に入れたものを販売する事に。価格も決めました。ロットは千個以上ですが何とかなりそうです。ここまで来たので「サンプルを送ってくれ」ここまでは「いける」と思ったのです。お盆が終わってから取りかかる事に。それまでは他の用事というか来年のセミナー講師へのオフアーとかしていて返答待ち状態だったのでこれがひと段落してからと。サンプルが送られてきました。期待していたものと違っています。しっかり殺菌剤とかが入っています。入っていないのはアルコールだけ。その上相手は製造ではなく販売だけだと知りました。物が間違いなければ販売者でもよかったのですがこちらの期待したものと違ったのです。良く見るとメーカーらしきホームページがあるのを知りました。そこでそのメーカーに問い合わせました。そうして無添加だというのが全くウソだと知りました。無添加だと出来ないのです。ついでに言えばミョウバン水を入れる理由は空気中のウイルスはシールを開けた瞬間にティッシュにつくと考えられるので無添加ティッシュがあったとしても安心は出来ないのです。ウイルスっていうのは空気飛沫感染なのです。これについては「インフルエンザと闘うな」の講師臼田先生が指摘しているのです。販売だけの人は売れれば何でも良いのでしょう。メーカーは無添加ティッシュは難しいと知っているのです。その為「薬剤を提供してサンプルを作って雑菌の繁殖がないか専門の機関に依頼して調べて」から「作ります。ロットは4万個」となるのです。これでは望み薄です。この延長線上では難しいと判断しました。「じゃあどうすれば?」こんな時いつも思い出すのはカビ博士の言葉です。「誰も解決出来ない問題を誰も考えつかない方法で解決する」をモットーにしているという言葉です。普通の方法では不可能ですから誰も全く考えつかない方法を検討する時期に来ているのです。というか単なる「諦めの悪いナカショウ」なのかも知れません。誰か良い知恵を出してくれって言いたい気分。ちょっとブルーが入っている中橋です。