週間店長情報 今年のセミナーはハラハラドキドキ続き 2024.04.01
講師が腰痛で歩けない状態と判ったので会場まで徒歩で5分でも無理だと判断しました。迎えを息子に頼みました。それが前日になり「車で行く」との連絡。「まじかよぅ」腰痛で歩けない人が一人で東京から車で来るというのです」息子に「会場の前のコインパーキングが空いていないと200m以上先のパーキングしかない。会場前で待機して欲しい」と連絡。
当日のスタッフ集合時間は11時。会場は空いていましたが12:30分までは入室禁止と言われていたので会場の入り口近くで作業開始。12時になると講師から携帯に「今 会館のロビーにいる」びっくりしました。急いで地下二階の会場前から1回のロビーに向かいました。挨拶を済ましてエレベーターに乗って地下の会場に。でもちょっと変です。1日に会った時と様子が違うのです。普通の歩き方です。1日のように5m歩いてもしゃがみこまないのです。「先生 どうしたんですか。腰大丈夫ですか」と言うと「中橋さん アレ 良いねえ」と言うのです。アレというのは僕が1週間前ぐらいにファックスしたセミナーで紹介する予定の片伸療法のイラストの事です。これが効いたかどうか判りませんが歩けるようになったのです。「僕の心配はどうしてくれるんじゃい」と言いたい気分です。息子に迎えに頼んだのも無駄になったのです。でも1つ問題が解決しました。
講師は「僕 パソコンは使えない」というのですがレジメはパソコンで作られています。パソコンは持ってきました。講演中にパソコンを動かす人が欲しいという意味だと解釈。ヨガの先生の生徒さんが引き受けてくれました。講演中にスライドのエンターを押すぐらいは誰でも出来る筈です。でも問題はそれ以前のことでした。パソコンを取り出してスイッチを入れて娘さんが作った手順を示した図を頼りに動かそうとするのですが動きません。手順ではネットに繋げての操作方法が示されているのですがネットに接続できません。僕の使っているパソコンと違います。「メモリースティックがある」と言うので差し込んで見ましたが立ち上がりません。周囲にいるスタッフに詳しい人を探すのですが殆どの人は僕と同じレベルなのです。困った状態になりました。
「先生がパソコンを忘れる事も想定しなくては」と前日荷物搬入の時考えました。そんな事は無いと思いたいですが相手は後期高齢者。下の息子が使っていたパソコンを保険のつもりで荷物に加えたのです。講師の持ってきたパソコンでは動かないので「中橋さんのパソコンでやってみて」と言うので息子のパソコンにメモリースティックを差し込んで見たら動きました。すぐにメモリーの中のファイルが出てきてパワーポイントのスライドが映せるようになりました。
「先生 パソコン いつぐらいのですか」と聞くと「さぁ10年ぐらい前のかなぁ」との返答。ほとんど使っていないようです。そりゃそうでしょう講師は学校の先生ではないのです。社員9名の現役社長です。仕事の大部分はきっと社員がしているのでしょう。パソコン作業は社員の仕事です。その上「キーボードの文字が見えない」というのです。会社は土壌汚染を調査する会社です。京都だと島津製作所とかが仕事を依頼するらしい。
講演で講師の言いたい事は「原発の問題は現役世代で解決できない。次の世代に先送りされる問題。廃炉するのに研究者とか技術者が全然足りない。僕の役目はこの問題に興味を持って立ち向かう人を一人でも増やす事」と言うのです。廃炉技術が確立されればその技術を外国に売れると考えると夢がある話ではないかと思いたいです。反対だけでは問題は解決しないのです。
講演終了後講師と会食です。会場はスタッフが紹介してくれたJAビルの上のホテルに予約を入れました。行って見ると、どうも会場間違いみたい。「予約したのはリーガロイヤルホテル夜景の見える和食レストラン」JAビルの上にあるのは「リーガロワイヤル」どうやら同じ系列のホテルのようです。そこでタクシーで予約のレストランに行きましたが夜景が見えるどころか地下に店がありました。パンフレットとは違いすぎます。予約は通っていました。ここで会食して終了でしたが忘れ物をして先生の車のところまでいくと「本売ってくれ」と言われ50冊を引き受けました。ここで大量の本の在庫が発生しました。講師は一人車で東京に。これが後期高齢者?一人で東京まで車でかえると言うのです。腰痛だとは思えない動きです。今回は最後までハラハラドキドキのセミナーでした。