週間店長情報 ステンレス丼容器 2022.10.10
年配の女性には「味噌汁は量って作ると良い」と言い続けています。「量って作った」と言う人に聞くと秤が1g用。0.1gの秤を持っている家庭はほとんどありません。理由は高価だからです。1g秤は1000円未満で販売していますが0.1gから量る秤は3000円以上するからです。0.1gと0.9gでは違いすぎるのです。ついでに言えば0.2gの計量スプーンを持っている家庭も皆無です。主に焼き魚とかステーキを焼く時、塩を振り掛ける時に使います。100gの魚だと0.2gスプーンだとすり切り4杯です。これも便利ですがホームセンターでも販売していません。
弱火調理の水嶋先生は「あれこれ料理のレパートリーを増やすより1つの料理を完璧に作れるほうがいい」と教えてくれました。教えを守って味噌汁だけ量って作ることに専念し続けました。数年経つと「ラーメンスープにも応用出来るかも」と考えラーメンスープを作るようになりました。ここまで3年かかりました。その後「手打ちラーメンも作ろう」となり手打ちラーメン作りを始めました。1年が過ぎました。今はチャーシュー作りに挑戦。今の段階では「これはチャーシューらしい」と言う程度です。チャーシューは豚肉の表面を軽く焼き、60度~80度の温度で保温して作っています。タレは毎回継ぎ足しているので「秘伝のタレ」に近いです。うそくさい?
次に量って作るのはコーヒーになりそうです。前々回の店長情報でご紹介した日本人で初めてバリスタ世界チャンピオンナーになった人が推奨する淹れ方です。秤とタイマーが必要です。これも今後言い続けるつもりです。誰もしていない筈?と思っていましたが取引先の女性一人が「動画で見て同じ方法で淹れ続けています」と言う人がいました。彼女から「途中でロトをはずさないで最後まで出しきると渋みが出る。渋みも旨みとして考えている」と教えてもらいました。渋みが必要なのは水嶋先生も「肉料理の後は舌がべとっとなる。それを消すのが渋みのある濃いコーヒー」ワインも渋みがあります。今実践し始めた段階ですが1投目1分は簡単ですが2投目1分の調整が難しいです。3投2分も大変です。今のところ勘所がつかめない状態です。
丼容器より先に必要だったのはビールタンブラーです。真夏のビールは冷たくなければいけないのは誰でも知っています。方法は氷を入れるのが手っ取り早いです。以前解けない氷を探した事があります。これも手に入れてみたい気分です。ホームセンターを毎週覗いています。理由は用紙を買う為です。毎月数万枚のコピー用紙を買っています。その時間にいろいろな物を見ています。そこで見つけたのはサーモスのステンレスタンブラー。価格は1000円。僕の中では「清水の舞台に飛び降りた気分」で購入。見ているだけでは効果が判りません。買って試してみる必要があります。保冷が充分だとうれしいです。結果かなり効果があることが判明。今はこのタンブラーでビールを飲んでいます。氷を入れても溶けにくいです。
これに気をよくして保温のステンレスコーヒーマグカップも買ってみました。蓋がついているのでかなり期待しました。結果バツ。3時間の保温がダメなのです。メーカーはサーモスでなかったです。価格は600円ぐらい。サーモスより安かったので「ステンレスなら何処でも同じだろう」と判断しました。これだけ差があるとは気が付きませんでした。サーモスとは違いすぎます。
コーヒーマグカップが失敗だったのですが諦めずにラーメン丼容器を探しました。サーモスでは見当たりません。類似品でも「保温高価抜群」と謳っていますが信用できません。子供達が誕生日プレゼントにステンレス丼をプレゼントすると言う話がきたので「頼む」と。自腹で買う訳ではないので。息子夫婦が持ってきてくれました。その時ステンレス容器でラーメンを作って食べました。結果はバツ。これなら普通の陶器どんぶりのほうがましです。僕が買っていたら「金返せ いんちき 嘘つき」と言うでしょう。でもプレゼント品ですから文句は言えません。
こういう失敗を経験しても「懲りない」中橋です。