週刊店長情報 サインは盗み放題 25 8 26
高校野球でサインを盗んでいる問題が出ました。サイン盗みは誰でも考える事です。今はこの程度で済んでいますがいずれもっと精巧になるかも知れません。ヘルメットに特殊受信機を取り付ける事が可能だからです。声を出さなければ廻りに気づく事はなさそうです。軍事評論家の日下公人によると米国軍が装備では世界一だそうです。その中ではPHS電話がヘルメットに装備されているらしいのです。それだけではなくナビもついています。少し古くなりましたが湾岸戦争で米国軍はヨーロッパ軍(フランス、ドイツ軍)との同一行動に反対したと言うのです。理由は装備の差です。高校野球も装備の差が出るスポーツです。誰も言いませんがスパイク一つでも差が出ています。靴メーカーは研究しているのです。「早い」だけでなく「軽い」「抵抗が少ない」又は「飛び上がる」靴などです。これが靴だけではないのです。ユニホーム、アンダーシャツ、靴下、帽子にも及ぶのです。「なんで帽子まで」と言われそうですが「風の抵抗が少ない帽子」「摩擦をスピードに変える」帽子が考えられるのです。メガネだって負けていません。突起をつけることによって走る時にスピードがあがるメガネが考えられるのです。ヘルメットだって抵抗の少ないだけでなく「滑る」要素を加味する事が出来るのです。特殊な液体を塗布すると「滑る」ヘルメットに変身しそうです。一つの高校が採用して効果が確認されると金のある高校から採用するでしょう。水泳はそうなっています。結局は取り締まりといたちごっこになるでしょう。禁止薬物の問題もあります。禁止薬物でない健康食品が筋肉増強に役に立つ事は知られています。レスラーとかの使用が問題になっていますが高校野球で実際に起こっているかも知れないのです。こうやって見てみると公平ではないのです。大部分の人達が抱いているフェアーな精神がないのです。勝つのであれば「何でもあり」これが中国、韓国、北朝鮮だともっとひどい事になっているかも。「負けは」「死ね」に通じるからです。昔のローマでは「死闘」負けた方は「死んだ」のです。いっそのこと「何でもあり」にしたらと言いたいです。どこまで行っても公平にならないからです。更に高校にスポンサーもOKにしたらいいのです。そうなっている高校もあるのですから。ミッション系。情報系。ガテン系、鉄鋼系、外資系とかがスポンサーに名乗りを上げるでしょう。これだとプロ野球と変わらないです。今の高校野球はアマチュアーの顔をしたプロが多いのです。監督だって。商売の世界では「何でもあり」になっています。皆さんの店にスパイがやってきて店にいりびたりで商品力調査をされたらどうでしょうか。船井総研の商品力調査は競合店の取扱商品を全品調査します。アドバイスは相手の取り扱っている商品を全部取扱い、更に取り扱っていない商品も取り扱うというのが競合店対策です。店に他店からの商品力調査に来たお客さんを「帰れ」と言えるでしょうか。しかも相手はお客として来店して結構な買い物もしてくれるのです。断れないでしょう。「いや うちなら追い返す」と言われる店主がいるかも知れませんが他のお客さんの手前出来にくいのです。あからさまに追い出すと「なんや この店感じ悪」になるのです「すこやか広場」の佐藤さんと話をしたことがありますが「オーサワは全アイテム在庫している」と聞きました。じゃあ真似をして全商品在庫した店は何軒あるでしょうか。全商品取り扱うと最低でも2割はデッドストックになる商品です。真似できないので「2日3日で取り寄せします」が関の山です。「売れないものも置く」のは勇気がいるのです。大部分の店は出来ません。すこやか広場は全部公開しているのです。盗み放題なのです。でも出来ないのが現実です。佐藤さんより皆さんの方が「頭が良い」と言うか賢いのです。佐藤さんのようになりたいと言いますが「バカ」にはなりたくないのが大部分の店主店長です。佐藤さんはバカだと言わないのに。一般のスーパーではどうでしょうか。すべてデータで判断しているのです。アイテムと在庫と売り上げの関係を調べて適正在庫を割り出していてその上で「あと何アイテム増やそう」となっているのです。自然食品店と何かが違うのです。サインは全部公開盗み放題なのに。