週間店長情報 未来の高齢者一人暮らし 2023.07.03
前々回に「特養の食事は拷問」と言うタイトルで特養の食事について話をしました。高齢者をひとくくりにしての対応はかなり無理があるのです。個別対応が良いのですがそうなっていません。簡単な対応策はバイキング方式です。好きな物を好きなだけ取り皿に取って食べさせるのがベスト。「それだと栄養が偏る」と言う人がいますが若者ではない高齢者にそこまで考える必要はないのです。更に一日二食又は一食で充分です。仕事もしない高齢者に三食は過剰食です。おやつも希望する人だけにすれば良いのです。みんな平等でないのが良いのです。今の特養は牧畜のようにも思えるのです。人生最後のステージなのに寂しすぎます。せめて希望者に晩酌ぐらい出しても良いと思います。こういう施設が出来ることを祈るばかりです。
特養に入れる人は恵まれているのかもしれません。僕は所得で入れない模様。そうすると自宅で一人暮らししか方法が無いです。こっちのほうが楽です。気が向けば毎日でも晩酌が出来るのです。特養では晩酌はご法度。グループホームでも酒は出ないらしい。
高齢者の一人暮らしで問題になるのは洗濯とか料理 炊事 入浴です。洗濯はコインダンドリーがあるので解決です。でも今のコインダンドリーは問題があります。出来上がるまで時間がかかるのです。洗濯終了後自動的にロッカー移動してくれるサービスが必要です。出来ればコインシャワーとか入浴施設が併設されているとグッド。洗濯している時間に入浴を済ませるのがベスト。高齢者が自分だけ入る風呂を自宅で沸かすのはかなり無駄です。後始末が大変だからです。入浴後ボタンを押せば自動的に浴室掃除が出来る装置が出来ると良いのですが。
一人暮らしで料理を何品も作るのは大変です。ミールキットが良く売れていると聞きました。でもレンジでチンだけなら良いかもしれませんが鍋 フライパンを使うのは億劫です。一人分を作った後洗い物をするのは年寄りにはきついです。酒飲みにはつらい。
焼き魚 煮物 味噌汁 御飯 サラダ 造りを一人分作っても洗い物なしが理想です。僕はそういう実験を続けています。焼魚はガスレンジでホイル包み焼きにすればレンジが汚れません。煮物はレンジでチン。これもラップを引いてやると良いのですが塩分が多い物だとラップをすり抜けてしまいます。これを解決出来るラップを探しています。味噌汁もレンジでチンです。サラダもラップを敷いた皿の上で作ります。ポテトサラダだとポテトをラップでくるんでレンチン。磨り潰してスライスきゅうり、ハムを投入して酢を入れマヨネーズで和えて出来上がり。半分はラップにくるんで冷蔵庫に、次の食事に備えます。煮魚は皿に入れてそばつゆの「返し」の汁を薄めてレンジで「200度裏表3分」で出来上がります。固くなりません。弱火調理になります。僕は今これにはまっています。御飯もラップをひいて炊きます。と言っても皆さんの家にある炊飯器では不可能です。僕が使っている弁当箱炊飯器だと出来ます。これだと炊飯器の内釜を洗う必要がなくなります。造りはラップの敷いた皿に盛り付けます。酒とかビールを飲むコップが必要です。コップは二つ使います。ビールと酒ではコップが違います。ビールにはステンレス製。これだとクリーミィな泡が出来るのです。別にコップは1つでも全然構いません。好みの問題です。
こういう風に食事をすると洗い物はコップと「のぞき」(造りの時に醤油を入れる皿の事)1~2枚の皿、茶碗と味噌汁椀だけです。鍋釜フライパンを洗う必要がないのです。ラップが危険とか「電子レンジは危険」と言うのはなしにしましょう。
若けりゃ「これは発がん性」とかに気をつける必要がありますが80や90のおばん、おじんは気にする必要がないのです。ガンは伝染病ではないのです。
今後必要な器具は移動が椅子のような乗り物が出来ると歩行しなくでも移動できるのです。
座って移動できる座布団のような乗り物が出来る都と便利。特養に行かなくて済むかも。