週刊店長情報 近未来型自然食品店 27 7 6
ココナツオイル 7月に1回出そう。
在庫無くなりました。7月に1回入ると連絡が入っています。予約受けた分は確保出来そうです。今までの読めない状況は脱した模様。
近未来型自然食品店
「今の自然食品店では先は無いのかい」と言われそうです。そういうわけではないですがいつの時代でも全く違うところから革命と言うか改革が起きます。自然食品店だって例外ではないです。近頃ほとんど新規開店がありません。このままでずーと行く事はなさそう。これから雨後のタケノコのように新規開店するかも。新規開業する人はどんな人?か予想してみました。当方のバカ高い砂糖を注文している人達をみているとその中から出てくる可能性が大きいとみています。かなりの人が「店が納得出来ない」のです。こういう人が「私の為に店を始める」となるのです。30年以上前に店を始めた人達もほとんどそんな想いではなかったでしょうか。石けん運動 環境問題 農薬問題 健康法の普及とかしている人達が「訴えるには店をするしかない」となったのです。採算とか儲けは考えなかった筈です。ほとんどは優しい旦那持ち?(これが大事)の元気主婦。旦那が働いているので生活をかけて商売をしなかったのです。それが大きくなってしまったのです。今後の新規開店の予備軍は 化学物質過敏症とかひどいアトピーに悩まされた若い人達です。こう言う人達が作る店は「完璧を目指す」のです。低農薬とか省農薬はなしです。「生協のショールーム化?」(ちょっと言い過ぎ)した今の店とは一線を画す店です。野菜 米は全部無農薬か有機JAS。調味料も同じ。一般食品も全部 無農薬 有機JAS原料使用 又は農薬不使用栽培。慣行栽培の一般食品はなしです。お菓子ももちのろん。これだと店はガラガラほとんど売る物が集まらないです。ここでひるまないのがこれからの自然食品店。野菜と米と調味料と一般食品だけあれば食生活は何とかなるのです。30年前の自然食品店は基礎調味料が売り上げのメインだったのです。機会を見つけて生産者とかメーカーに無農薬原料で作る物をお願いし続けるのです。店では売れ残り野菜は全部漬物に 大部分の惣菜は手作り。今の店で販売しているパック惣菜のほとんどは国産無添加。無農薬ではないです。これからの店は全部無農薬原料使用です。野菜は何とかなっても果物はほとんど入手不能です。りんごはりんご木オーナーになって無農薬でお願いするでしょう。これくらいから始まるのです。ぶどうはジベ処理はなし。種ありぶどうです。すいか 柿も種あり。有機JASは無農薬でない物も多いので有機JAS無農薬 又は農薬不使用に限定。手に入らない物は低農薬農産物 低農薬原料使用の物を取り扱うとは言いません。「ウチは全部無農薬100% 中途半端はないです」と言い切る店主。化学物質過敏症だと自分で食べてみて安心かどうか取り扱うバロメーターになるのです。ざっと書いてみるとこう言う店です。大部分の店は「それではお客さんが満足しない」と言うでしょう。そんなことはお構いなしです。「食えなくてもいい」と言う人達です。怖いもの知らずだからです。まるで特攻隊です。こんな店が出来ると皆さんは一流から二流に格下げ転落に。「そんなこと言っても食えなければ続けられないジャン」と言う店主店長がほとんど。「食える 食えないは関係ない」と言われれば手に負えないのです。しかも「生活は別に収入源があるので困らない」と言われると更にお手上げです。かのロールスロイスもロールス君とロイス君が車をいじって出来て大きくなったのと同じです。彼らは「世の中の為に」とは思っていなかったのです。自分が乗って楽しい快適な車を作っていたのです。それが一般の人から「かっこいい。俺のも作って」と言われて大きくなった会社だと聞きました。初めから「世界中の人の為」なんて考えていなかったのです。「弱い私が食べて大丈夫な食品だけ取り扱う」と言うのがコンセプト。こう言う予想を「はったり」と見るかどうかはあなた次第。