週刊店長情報 不振店の迷文句?「不景気だから」24 2 27
水電池について
交渉しています。でも困った事が。賭け率が高すぎる。20年保存も出来て有害物質が出ないものなので 思案しています。
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これも 交渉中です。やっぱりネックは賭け率。
不振店の迷文句?「不景気だから」
日本笑い学会の昇 先生は「付き合って健康になる人と不健康になる人がいる」続けて「健康になる人と付き合うといい。不健康になる人とはなるべく付き合わないようにするといい」と言います。実際はどうでしょうか。その両方とも付き合わざるを得ないのが僕たちです。自分の都合のいい人たちだけと付き合う事は難しいです。この商売でいえば不振店と元気のある店と言う事が言えます。元気のある店と付き合っているとこちらも元気が出ます。またいろいろ勉強になる事も多いです。誰でも元気のある店だけと付き合いたいのです。でも神様とやらはそれを許しません。元気のある店と付き合うと必ず不振店とも付き合わざるを得ないのです。インヨウで「裏表の法則」と言うのがあります。「表 大なれば裏も大」と言うものです。いいお客さんが出来ると悪いお客さんも出来るというものです。「悪いお客はいらん」と言って取引お断りとすると良いお客さんも離れていくといいのが法則です。長く商売をやっているとそういう場面に出会います。そのたびに「裏と表は大きさ同じ」だと実感します。その為悪いお客さんが出来たら「次にいいお客さんが出来る」と期待します。結果は法則通りになっています。たまに「悪いお客さんとの付き合い方」について店から相談を受ける事があります。当方の答えは「養殖していると思えばいい」です。付き合っていると思うと腹が立ちますが養殖池に飼っている魚だと思えば腹も立たないでしょう。「悪いお客さんが自分を成長させてくれる」と考えられるとワンランクアップ。悪いお客さんは自分の弱点を指摘している貴重な存在なのです。欠点探しが上手な人が「先生」になるのです。自分の欠点は自分には判らないです。当方のように欠点が多くよく指摘されるのであれば「俺って事務処理が苦手」と言うのが判ります。でも大部分の人は指摘される事はないです。元気の良い店には人が近づきます。その為付き合いたくても忙しいので相手にしてくれません。不振店はたぶんみんな暇です。どうすればいいかのアドバイスをしても実行できないです。理由は「お金が無い」に尽きるでしょう。不振店のアドバイスは「在庫とアイテムを増やしたら」が一般的です。それ以外は「店を綺麗にしたら」ぐらいでしよう。売り上げアップは店主 店長が決まると 店の大きさ アイテム数と在庫量が増え続けていくとこれ以上売り上げがアップしないところまで行きます。これに数年かかります。最適規模と呼んでいます。これ以上にしょうとすると「ひっこし」しか手がありません。最適規模に達して採算が合えばいいのです。でも不振店は通常でも採算が合っていないのです。そして言う言葉が「不景気だから」と言う迷文句。更に続けて「ウチだけでない。よそもみんな悪い。問屋に聞いても良い店はないと。小売が不振なので卸はもっと悪い」と言うのです。不振店は何軒もあります。そのほとんどの店主店長がこう言うのです。問屋で儲かっているところがあります。誰も「ウチは儲かっている」とは言いません。彼らの話を聞くと元気のある店とか繁盛店があるのが判ります。でも噂にでてこないのです。不思議です。繁盛店も元気のある店も自分たちの事を言っている暇が無いのでしょう。忙しいのですから。問屋が長話をする店は暇な不振店が多いので不振店の情報しか入らないのが実態なのかもしれません。忙しい人に物を訪ねても「けんもほろろ」だいたいぶっきらぼうになります。そんな人に物を聞こうとするとちゃんとアポを取っていくことになります。そのくらいでないと本音は聞けないのです。「不景気だから」は本当に迷?文句。