週間店長情報 我が家にドローンが 2023.09.010
ウクライナではドローンが多用されています。戦争では制空権を取った方が有利になると聞きました。爆撃機が大活躍する筈ですがそうなっていません。大きな戦艦が海から攻撃するというのもありですが最初はありましたが今は全然聞きません。今回の戦争は今までの概念が通用しない状態になっています。ミサイルがばんばん打ち込まれていますが大部分打ち落とされています。防空網システムと言うのがありその能力が日進月歩になっているのです。それでも打ち落とされないミサイルが軍事施設だけでなく民間施設にも被害が出ています。
ドローンも色々な種類があるようで特攻隊のような神風ドローンとかもあるらしい。民生用ドローンを改良している物もある。関心のあるのはダンボール製ドローン。これがスグレモノでレーダーに感知し難いらしい。しかも安価。これが日本で普及して汎用品として欲しいと思っています。
お盆に息子と話をしていると「ウチの会社 火災保険の調査代行 申請代行する代理店になった。瓦とかの破損でも保険で下りる」と言うのです。僕の家は築60年以上瓦の吹き替えは40年以上前にしただけでそのままです。目視で破損している瓦が1枚あるのが判ります。「それでも出るかも」と息子が言うのです。「調査は無料。調査だけてもしてもらったら」とも。瓦の修理は同じ村に住む甥っ子が言えばいつでも修繕してくれます。1枚だけの為に「来てくれ」とは言いにくいです。調査はドローンを使ってするというのです。ドローンは報道とかテレビで見た事はありますが実際に使っている場面を見た事がありません。実際にどのくらい役に立つのか判りません。「百聞は一見にしかず」って言うではありませんか。瓦1枚では保険は出ないでしょうがドローンを目の前で見るチャンスです。そっちの方に関心があるので調査だけでもして貰うことに成りました。
家内は「何か怪しい。今問題になっている損保なんちゃらと同じじゃないの」と言います。火災保険は以前台風で雨樋が破損した時お願いした事があります。雨樋だけで10万円以上の保険が出ました。修理は甥っ子に頼んで格安で済みました。今回も調査は業者がして実際の補修業務は知人でもOKでいない場合は調査会社が紹介してくれるらしい。
土曜日昼ごろに業者がくる事になりました。家内が「当日息子夫婦も立ち会うと言っている。嫁さんがお盆来なかったのでご挨拶」業者が来る前に昼食を一緒に食べる事に。半年前に食べさせたラーメンは麺にパプリカを練りこんだ麺のラーメンでした。真っ赤なパプリカを練り込んでも真っ赤な麺になりません。オレンジ色の麺でした。ラーメン目当てとは思えません。
今回はトマトラーメンです。トマトジュースでスープを作りました。息子夫婦は「チャーシューが前と全然違う」と言うのです。半年前のチャーシューは固くて噛み切れないぐらいでしたが今回は簡単に噛み切れます。食事後一服していると業者が到着。早速家の写真を取り始めました。その後ドローンを取り出してコントローラーをスマホに取り付けて調査開始。ドローンを飛ばします。僕らは家の外の道路を挟んだ場所でドローンの動きを見ています。僕の家のてっぺんを越えて数倍高い高度で撮影をしています。その後家の瓦の近くまで下りて撮影を続けます。時間にして10分。終了後僕の家で移した写真を確認しました。瓦は10枚近く割れていました。写真は拡大しても鮮明に写っています。瓦以外でも破損箇所も数箇所ありました。業者がいた時間は30分ぐらいです。あっけないぐらいの時間でした。思っていた以上に役に立つ事を実感しました。業者の持っていたドローンは30万円。それに保険が付きます。ドローンは安いものが出回っているのは知っています。数千円のドローンは公園で使える物です。高額ドローンは数キロ先まで飛ばせるのです。これは農業分野で使えそうです。段々畑(棚田)の稲の生育を登らなくてもドローンで観察できるのです。農薬散布も出来そうです。ラジコンヘリに比べるとドローンの音は格段に小さいです。100mも高く上がると音は殆ど聞こえません。ドローンの時代が来ている事を実感しました。