週間店長情報 カフェインナイスコーヒー 30 6 11
自然食品店と付き合う前に正食と操体法を知りました。喫茶店に入ればコーヒーに塩を入れて飲んだものです。訳知りというか正食通ぶっていたのです。正食ではコーヒーは極陰性です。これを飲めば陰性体質になるので陽性の塩を入れて中和すると言う考えでした。コーヒーは極陰性だとずーと信じていたのです。15年以上そう思っていました。
「何か おかしい」と考えるきっかけは何回かお話していますが「りんごの売れる時期」がりんごの旬とずれている現実を知ったことからです。りんごが一番売れるのは3月~4月。収穫時期ではないのです。もっと言えば6月7月にもりんごがあれば売れるのは間違いないです。
コーヒーについてはグリーンアイズの森口さんがいろいろ教えてくれました。森口さんもコーヒーは冷えるものと思っていた模様。コーヒーはそれほど冷えないというのは僕の新説 まだ一般化していません。コーヒーを1日10杯飲み続けました。理由はハンドドリップ上達の為です。
ここでも新たな発見がありました。日本人と欧米人は身体の基礎構造が違います。日本式にあった淹れ方があるのです。詳しくは以前の店長情報に。斜め45度と高さガがポイントです。
毎日10杯飲んでもそれほど身体は冷えなかったです。利尿作用があるのははっきりしました。成分をネットで検索するとコーヒーには糖分が結構含まれています。Kも多くありません。Kが多いと身体を緩めるというのが正食の考え。誰も教えてくれませんでした。
コーヒーに塩を入れて飲むのは正解かも知れません。塩を計る必要があります。コーヒーカップ150mlで塩は1.2gです。味噌汁と同じ塩分濃度になります。味噌汁に利尿作用はありません。
利尿作用がある食品が身体に良いみたいに思っている人が多いですがそうではありません。利尿作用というのは身体が「水分はいらん」と言っているのです。それが証拠に利尿作用のある食品に塩分を含んでいる物は皆無(ひょっとして僕がしらないだけかも)です。
身体は塩分が多いと塩分を体外に放出します。水分が多い場合も水分を体外放出。これで体内の塩分濃度を一定に保っているのです。正食は塩分の多い食事を陽正食としています。陰性体質だからと言ってやみくもに塩分を取りすぎるのは危険だと言いたいです。これが僕ちゃん説。
コーヒーの成分で問題になるのはカフェイン。カフェインが少ないコーヒーは身体に負担が少ないと見ています。グリーンアイズのコーヒーで一番カフェインが少ないのはアイスコーヒーです。アイスコーヒーは焙煎時間が一番長いです。ちなみに焙煎時間の一番短いのはマイルドです。グリーンアイズでは1爆ぜ(はぜと読みます)マイルド(焼き上がり温度205度) 2爆ぜヨーロピアン(同210度) 3爆ぜアイスコーヒー(同210度)となっています。これは確認して書いています。
カフェインは175度で気化するとネットにでています。実際にそれぞれを飲んでみるとマイルドは酸味が少し感じられます。ヨーロピアンはすっきりした苦味で酸味はほとんど感じられません。アイスコーヒーをホットで飲むと軽い感じがします。リキッドコーヒーを温めても同じです。
森口さんは生前「うちのアイスコーヒー ほとんどカフェイン飛んでしまっている」と言っていました。飲んでも胃にもたれません。「名前を変えて販売したい」とお願いした事があります。「同一商品を名前だけ変えて販売するのはバツ」でした。名前も決めていましたが。
更にカフェインを少なくする方法を検討しました。水出しコーヒーについて検索。水出しではカフェインはあまり溶けないと書いてあります。カフェインの少ないコーヒーになる筈です。
普通の方法でカフェインを少なくする方法も検討しました。簡単で誰でもすぐに実行できる方法があります。ドリップでサーバーに1杯出して他の容器に移し替え 更にサーバーにドリップ。いわゆる1杯目を捨てるのです。1杯目にカフェインが入っているのです。2杯目以降はほとんどカフェインの入っていないコーヒーになるはず。カフェインナイスコーヒーの出来上がりです。