週刊店長情報 病と老いは別物 29 10 23
お詫び
チョコレート 国内に入荷が遅れています。来週には間に合いそう。1週遅れに。
復活
たんぼの天使の玄米粉 復活します。来週から
病と老いは別物
13日の金曜日 「足と靴の診断日のある」診療所に勉強に行ってきました。数年ぶり。いつも「ひょっとしてこれが最後」気持ちです。自分が若くないのと先方のスタッフの事を考えると「いつでも勉強できる」と言うのはないです。診療所に着くなり装具士さんが「何か食べる」といので「いや いらん」「じゃあ おやつは」「いらん」とすげない僕「それなら飲み物は ジュースにするそれともお茶にする」と言うので「じゃあ お茶」と言うとすぐに診療所の外に出かけて行ってペットボトルのお茶を持ってくれました。医師に挨拶をしていつもの定位置の靴選びの部屋に。ここでいつもの靴選びのお勉強。今回も今まで聞いたことがないフレーズが「骨きり術」と言う手術の方法があることを知りました。脛を一部切り金属で固定してO脚をX脚気味に補正できる手術だと聞きました。近頃の特徴の一つはファスナー付き靴。これだと毎回紐を結び直す必要がないです。外側付きと内側付きがありますが内側の方が目立たない。以前は「婦人靴は内側、外側は紳士靴」と別れていたが今は変わらない。ファスナー靴は素晴らしいと思っていました。これにも欠点が。数年間履いていた靴を見ると「殺し」と言う部分 かかと部のクッション材が靴の下の方に押し込まれてしまっているのです。これだと前すべりが起きやすい。前すべりがおきると足の爪とユビの行く場所がなくなって指同士が重なってしまうのです。実際にそうなっていました。パーキンソン病の人がきました。今回の人を含めて今まで見た人はほとんど正食で言う陰性でした。その上 外反母趾 開張脚。この人が不思議な話をしてくれました。留袖を上はスーツにズボン部は着物に仕立てたというのです。お茶の先生でしょっちゅう冠婚葬祭に呼ばれるので苦肉の方法だとか。それに合う靴を所望だと。亡くなった先生なら「ここはあんたの期待に副う靴を出すところではない」と言うでしょうが今は装具士さんの判断で1足はそういう靴を処方しています。靴屋さんがそういう靴の取り扱いがない場合は装具士さんが靴屋めぐりをして探してくるらしい。合成皮革の靴はよく伸びるとか革は伸びるけど縮みにくいとかも勉強になりました。靴底の平らな靴は捻じれにくいというのは外反母趾の人にはお勧めの靴。外反母趾だとファスナーは外側についている方がいい。前すべり防止がしてある靴がいい。紐靴をマジックにしたりする場合。よく使っている靴は「ヨネックス」石川遼選手で有名になったメーカーでウォーキング靴に力を入れていると言います。アシックスは他のスポーツ関係の靴に力を入れている。以前診療所でよく使っていたエコーア―トのよく似た靴がシアン(記憶があいまい)というメーカーが出したと聞きました。この靴は外反母趾の人によく処方していました。一般の人には内ボールの広い靴がお勧めです。指の自由が大きいからです。靴合わせは屈曲部と足先の捨て寸 その上踵骨がきちんとホールドされている靴がいいです。ここまで書いてほとんどの人は「なんのこっちゃい」かも知れません。靴屋さんに行くときにちょっと思い出して戴ければ幸いです。今回は靴屋さんからいろいろな話を聞きましたが大部分仲間内の話なので口にチャック。靴屋の彼とは20年以上の付き合いです。装具士さんとはそれ以上の付き合いです。診療所の医師のご主人(医師)はどうも病に侵されている模様。病名とかは判りません。僕より若い現役の医師です。若いから大丈夫と言うのはないのです。よくしてくれている女性装具士さんは76才。現役バリバリです。毎日車で営業を続けています。「彼女に負けていられん。となると僕はまだ10年以上頑張らんとあかんのかいなぁ」先は長い。病と老いは別物