週刊店長情報 売れる筈 28 4 11
リキッド加糖始まりました。
欠品でしたがシーズンになりました。来週から注文OKです。
ミサトッ子 始まりました。
いつもより1カ月ぐらい早くに注文がき始めました。今年は夏対策早くなっている模様。在庫を切らさないようにします。
売れる筈
随分昔ですが日曜発明学校に数年間通いました。そこではアイデアを発明にする方法を勉強します。発明を申請書類に仕立て上げる勉強もします。一番勉強になったのはアイデアを発明にする方法と売れる発明についての勉強でした。ほとんどの発表はアイデアの段階での物でした。一般の人はアイデアが発明だと勘違いというかわかっていないのです。売れる発明では「動きのある物」が売れると聞きました。今の商売にも当てはまる事です。こちらが売れる筈と自信を持って取り扱ってもさっぱり動かない物があります。その反対の物もあります。当方と世間とのミスマッチが起きているのです。3月のセミナーも同じです。皆さんの反応がはっきりするのです。お陰で続いていますがいつそっぽをむかれるか判らないのです。一つ例をあげると牛乳。皆さん取扱の牛乳は低温殺菌 とノンホモです。高温殺菌牛乳を扱っている店もあります。ノンホモは乳質がよくないと生産出来ないと聞きました。大部分の人は「これで充分」と思っているのです。いつぞや「低温殺菌牛乳はまずい」と言うタイトルで紹介した事がありますがいろんな所から反論、賛成、いろいろな反響があったのを覚えています。その他に無殺菌牛乳を扱っている店があります。高価です。これが今の皆さんの店の現状です。当方は無農薬牛乳を扱っています。飼料が無農薬なのです。価格も高くありません。僕の予想は「そこそこ売れる」現実は「ちびしい」状態です。「そんなバカな、どこにもないからこだわりのお客さんにきっと受ける」ですが僕の信用が無いからでしょう、まだまだ状態です。見渡しても競合する商品は見当たらないです。飼料は自家配合飼料というのはあります。北海道では牛1頭に牧草地1町です。牧草は無農薬でもその他の飼料の無農薬はほとんど流通していないのです。販売は低調。「俺って本当に信用が無いんだぁなぁ」せっせと売り続けている店も少しですがあります。僕的には不思議?です。その他こだわりシリーズは今後の僕の路線です。結構取り扱ってくれています。半分以上の店は今も「なんのこっちゃい」状態です。大手問屋の商品が強いのです。10年以上ひょっとして20年以上取り扱っているからでしょう。お客がついている物を「こっちの方がいいですよ」とは言いにくいのも事実。お客様は神様だと考えるとそうなります。何かのきっかけで僕の路線に賛同する人 店が増えると予想しています。自然食品店ですから未来の視点から眺めると「いずれ そうなる」のです。不思議なのは砂糖。当方の甜菜糖はべらぼうな価格です。きび糖の無農薬もJASが付いている物は甜菜糖と同じ位高価です。こちらの方はもっと売れている筈ですが店での待遇(起き場所)を見ているとあまり売れていない気配。モラセスとかの待遇がいいのです。一番の問題は価格。いや判りません。僕が叫んでもお客さんが「今までこれを使っているし これで充分」と言われると店側のやる気がうせてしまうのでしょう。取扱の棒茶売れています。大部分の店はムソー三年売茶も販売しています。「後はお客さんが判断すればいい」と聞きます。「こちらがお奨め」とか違いについての説明をプライスカードにしている店は皆無。お客さんに不快な思いをさせたくない店側の気配りとも思えます。これが開業して間際の店だとすぐに「こちらがお奨めです」と自信を持って言うでしょう。その時期は「怖いものなし」だからです。永く店をやっているとお客さんに遠慮してしまうのです。競合店にお客が流れてしまうのを避けたい気持ちが優先するのです。売れる筈の物を自信を持って説明出来ると良いのに。