週間店長情報 ビニール袋の盲点 29 1 9
らっくふりかけセミナー 広告協賛のお願い(入場券付き)
おめでとうございます。今年は荒れない天気でした。この時期寒くないのも珍しいです。と言うことは「今年は良い事だらけ」かも知れません。ちょっと楽観過ぎるかも。今年も開催。入場券の申し込みとか協賛の申し込みは昨年の10月くらいから始まっています。協賛には当日のプログラムの上下左右に広告を入れています。3000円3枚5000円5枚の入場券がつきます。当日の打ち上げは自然食レストラン「庵」2000円です。申し込み多数の場合は人数制限します。
ビニール袋の盲点
冷凍物の取り扱いをしています。今は収益の対象になっていません。実験なのです。一つずつ問題点を潰している所です。問題点もいろいろ出て来ています。一番気をつけているのは解凍しないようにすることです。これについては誰でも同じでしよう。ここで考えさせられることが出てきました。ビニール袋についてです。皆さんの店でも使われているものです。これにいちゃもんをつける気はないのですが当方でいろいろ試してみて盲点があることを発見しました。そんな大層なことではないです。今の冷蔵庫とか冷凍庫はダクト式と呼ばれる方法で冷気を出しています。簡単に言えば送風によって効果が出るのです。送風が届いている場所とか商品は大丈夫です。でも届いていない場所とか物もありそうです。その一つがビニール袋に入ったもの。ビニール袋は空気を遮断します。この場合の冷えている周りの温度と同じになります。周りが冷えているので大丈夫と考えるのが普通。これには送風のいきわたっている場所と言う条件がつきます。ビニール袋が一つで他に何もない場合それほど弊害は出ないです。ビニール袋をいくつも重ねて積んである場合はどうでしようか。外側の袋は送風によって大丈夫ですが中に潜っている袋の中はちょっと心配。冷気がそこまで進入できないのです。冷蔵の場合はまあまあ何ともないかもしれません。極端に冷えていなくてもたぶん大丈夫。冷凍の場合は注意が必要です。宅配便で冷凍品が解凍されていたことがあります。特に夏場。考えられるのは朝の仕分けの時の時間での解凍の可能性。これは何年も宅配会社の朝の仕分け現場をみているので可能性がほとんどないと言い切れます。外に出ている時間は数十秒です。冷凍庫から出して別の仕分けの冷凍庫(保冷剤入り)に入れるまでの時間がそのくらいです。じゃあ解凍している原因は?ここで考察。今までの経験では真夏の時期によく起きます。宅配便のセンターの冷凍庫を見たことがあります。真夏の冷凍庫は満杯です。一般的には満杯のほうがよく冷えると考えられています。いつぞや北海道から来たカレイが団扇状態(フニャフニャ)だったことがあります。保管場所は満杯の中でした。満杯だと送風又は保冷剤の近くのものはしっかり冷凍されていますが真ん中辺りにあるものは保冷の効果が出にくいのです。特に真ん中の真ん中だと危険。北海道だと一日では着きません。二日かかると起きる可能性大です。二日間同じ満杯の中での保管状態だと危ないと言うのが僕の見解。留守で持ち帰っての保管でも同じことが起きそうです。更に商品が密閉されている場合はもっと可能性が高くなります。遠方からのかなりの商品は箱に穴が開いています。ギフトでの穴空き箱商品は皆無です。中身が大事なのは判りますが冷凍での運搬の場合は穴開き箱が必要です。それでなくても箱の中には更にビニール袋に入れられているのです。過剰包装が冷凍流通にはアダになります。話を元に戻してビニール袋についての検討。今の袋で皆さんの冷蔵庫で山積みは何がしかの処理が必要です。簡単なのはたくさん積み過ぎないことです。もう一つの対策は穴開き袋を使う事。そんな袋があればですが。白い袋で穴の開いている袋を見たことがありません。なければ自分で穴を開けるという手もあります。更に袋の封をしないか緩めがお勧め。その他たまねぎのビニールネット袋とかも使えそうです。濡れても破れない穴開き紙袋があれば最高です。結果 冷凍保管のビニール袋に盲点があるのです。注意が必要です。