週刊店長情報 国の借金は減り続けている? 27 12 28
リキッド紅茶 廃番
メーカー都合により廃番となりました。在庫もありません。
国の借金は減り続けている
前の日銀総裁は原油価格が高騰した時「今の日本はGDPに対しての石油依存度は低い」と言っていました。今の黒田総裁は「原油価格の下落でインフレが起きない」と言っています。日銀の総裁が変わると原油に対する考え方が逆になるのです。不思議だと思いませんか。カブドットコム証券の山田さんは「この20年間日本のGDPは増えなかった」と言っています。諸外国は全部2倍~3倍になったのです。2~3倍になると相対的に借金が減っていることになります。日本だけそうならなかったのです。企業は利益を出すのに人件費を削るしか手がないらしい。非正規就業者が増え続けている理由です。じゃあ非正規を法律でなくすとどうなるかと言うと大前研一さんは「安く作れる国に製造拠点を移すだろう」と言っています。どっちに転んでもいいことないようです。競争の激しくなった業種 業界 製品は単価の安い所に製造シフトしてしまうのが自然の流れ。誰にでも作れる物は競争が激化するのは我々の業界でも例外ではないです。以前知人が宗教専従になる時「財産と一緒に借金も一緒にお供え」した事があります。お布施は普通現金を差し出す事ですが借金をお布施したのです。彼の場合はすぐに入信を断念。名義変更していなかったので免れた模様。金を隠すのに困っている人が借金の寄付を受け付けるとマネーロンダリングになりそう。借金を増額して判らないようにしてしまうのです。宗教法人が使える手かも知れません。「おめぇ 国の借金の話はどうなっているんじゃい」「へぇい これからです」国の借金は1000兆だと言います。国債の発行額です。300兆日銀が持っています。600兆を日本の銀行と金融機関残り100兆を海外の銀行と金融機関が持っているそうです。日銀は国債を買い続けています。更に他の債権も買い続けています。これだと民間にお金が沢山出回っている筈です。本当なら銀行とか国金が「借りてほしい」と僕に連絡してもいい筈ですがそうなっていません。金は出回っていないのです。甘利大臣は「これだけ企業業績がいいのだからもっと設備投資をして欲しい」と経済界に要望していますが効果は無さそう。今の好業績は円安の為で注文が増えているのではないのでしょう。新たな設備投資をする必然性がないのです。付き合いのある化粧品製造会社では銀行員に「ウチがそちらに貸してあげてもいい」と言うぐらいです。儲かっている会社は自分のところでお金を調達できるのです。そんな会社に銀行は借りてほしいのですから完全にミスマッチ。借りたい会社には「貸さない」のが銀行。銀行が国債を買っていますが日銀に買ってもらったお金で又国債を買っているのです。銀行は株で収益を上げられません。株は博打です。銀行は博打好きを雇いません。結果株取引では全部赤字。博打嫌いが博打に勝つことはないです。結局は「国債」頼みになるのです。これは国民性。農耕民族だからでしよう。農耕は博打ではないです。欧米は狩猟民族。博打好きなのです。日銀に貯まった国債はどうなるのでしようか。日銀の株主は誰?国でしょう。しかも日銀は紙幣の発行が出来るのです。日銀が政府に「国債を買い取ってほしい」とは言わないでしょう。言っても「金が欲しいならジェンを刷れ」と言われるのです。その上「じゃまな国債燃やしてしまえ」とも言われそうです。国債を燃やしてしまうと支払い義務は消滅。今は燃やす手間もいらないかもしれません。電子取引だと消去処理するだけで完了してしまうのです。そんなバカな「ウソでしょう」と言われそう。国債を日銀が買い取って政府が新たな国債を発行しても日本の銀行が買ってくれるのです。最後は日銀が買い取るのです。何の心配も入らないです。こんなぼろい話がまかり通っているから財務省が赤字国債発行を許しているのです。医療費の高騰でも「何とかなる」からなのです。日銀に国債が集まるのは国の借金が減り続けているのと同じだからです。