週刊店長情報 原則に従う 24 6 18
船井総研の船井会長は「時流に合っている事と原理原則に合った商売」がいいと本に書いています。時流は自分達ではどうにもならないものです。時流をおいかけている人たちがいます。芸能界ならいざしらずですが。時代の先端に居たい人たちも沢山います。自然食品業界は時流に乗っていると言う人たちがいる半面「もう終わった」とみている人たちもいます。更に「今もこれからもマイナー状態」だと言いきる人たちも沢山います。いったいどっちなんでしよう。さっぱり判りません。田舎では今でも「胡散臭い」状態。都会ではそれなりに認知されている状態でしょう。両方に住んでいる僕はいつもギャップを抱えています。仕事は休みのない状態が続いています。皆さんに合わせようとすると休めないのです。自分の都合でいけば土日休みが理想です。田舎のお客さんで充分やっていけるのであれば都会のお客さんを全部断る事は可能でしょう。実際は福井県の店では全く採算が合っていません。これは僕がどうしたいとか言ってもダメだとみています。「神のみぞ知る」なのです。自分の都合で店をひっこしした人があります。自宅の近くに店を作ったのです。結果は惨敗で閉店しました。これを見ていると「商売は自分の都合では出来ない」事が判ります。全部お客さんの都合と言うかお客さんに合わせるのが良いのだと思います。自分の金でやっている商売ですが主役はお客さんなのです。お客さんが主役ではありますが自分達の想いを伝える事も必要です。けっしてお客さんのいいなりになる事ではないです。このへんの区分けが難しいです。昔 イベントを主催するとき廻りは全部年長だった事があります。その時にある先輩が「従ごうて従わせるようにすればいい」とアドバイスいただいた事があります。原則とは普通の人が聞いても納得できる事でしょう。今売れている塩麹 どこの店でも扱っています。原則では商品説明が出来れば合格です。進んでいる店は 自分で作っていろいろアドバイスしています。これだと一歩前進。麹からの作り方をアドバイス出来る店も増えてきました。大部分は乾燥麹を扱っています。生麹は味噌作りの時と同じくらい売れています。三五八漬けの素を説明出来る店も出てきました。三五八の素は麹と塩が入っている物です。麹漬に使う物ですがこれは正真正銘「塩麹の素」です。水を入れれば塩麹になります。ここまで説明できると「専門家」。昔からあったのです。大部分の三五八の素は「くず米」を使っていますが当方扱いは有機米を使っています。「くず米」の麹 又は塩麹が出てくるかも知れません。だんだん進化するとこういう風になっていくのです。進化していくのも原則だからです。進化とか変化というのが原則。商品説明も進化していく必要があるのです。いつまでも同じでは飽きられます。進化のスピードで繁盛の有無が決まるようです。こういうのも原則なのです。