週間店長情報 売り上げアップの奥の手 新装開店 29 2 20
新規取り扱い
渦巻き麩 税込み270円 在庫しています。
マルカワ味噌
3月から750g入りカップは廃番。600g入りに切り替わります。
売り上げアップの奥の手 新装開店
売り上げってなかなか上がらないのが現実です。世阿弥「家伝の書」で稚児の舞の話が出ています。3歳のあどけない稚児の舞に熟練者の舞は歯が立たないというのです。商売で言えば新規開店した店と今まである店に置き換えることが出来ます。売り上げが3年以上下降した店の売り上げが回復することはないというのは一般の経営コンサルタント。昔から言われているので誰でも知っているはずです。今までのやり方が通用しなくなったのです。店はお客様に役に立っていれば売り上げは上がり続けるのです。売り上げが下降したということはお客様の役に立っていないということです。これを認めることはつらいです。自分が否定されることですから。自分では売れると思って仕入れたものが売れないことが度々あります。当方では今も苦戦しているアイテムがあります。逆の場合もあります。いろいろやり続けています。苦戦しているアイテムは削除したい気持ちですがそのままそっとしておきます。これが船井流です。圧縮付加法と言う手法、これは有名です。この手法の特徴は過去オール善。アイテム密度を上げれば売り上げはアップするらしいのです。一番簡単な売り上げアップ方法です。お店にはいつもアイテムと在庫を増やすことを提案しています。お客さんはウインドショッピングを楽しむ為に来店しているではありません。おぜぜをたくさん持って「何か 良い物があればたんと買いたい」と言う熱い想いを持って来てくれているのです。財布を持たず手ぶらで来ているのではありません。美容室を回っていた時代、店の人からは「お客さんはパーマ代金を持ってきてくれる。1万円持ってきてくれるのだからパーマ代金の残りのお金をなるべくたくさん店に置いていって貰いたい」と言っていました。皆さんの店に来店してくれているお客さんも財布にはウン万円又はウン千円入っているのです。買いたいものがたくさんあれば沢山買ってくれるのです。これがそうならなくなった場合の打つ手は新装開店しか手がありません。閉店セールをするとどこにこんなにお客がいたのかと思うほどお客が沢山押し寄せてきます。「これだけの客が毎日来てくれるのなら閉店しなくて済んだのに」と思っても後の祭りです。閉店セールの繁盛に浸っている場合ではありません。すぐに新装開店の準備にとりかかります。ポイントは今まで取り扱っていなかったアイテムを増やすことです。その上今までの在庫とアイテムは減らさない事。取引問屋も新規に増やします。今までの問屋だけだと今までどおりの品揃えしか出来ません。新規問屋は自分の頭の転換の為に必要なのです。それほどいい問屋でなくてもいいです。いい問屋に当たればそれに越したことはありませんが。発想を変えるには自分たちの服装とか髪型も変えます。これが出来ればベリーグッド。全部横文字又は接客は全部英語なんて事も。パートに外人を雇うというのもありです。又は奨学金で学校に通っている学生。きっとよく働くでしょう。これで新装開店すればきっと売り上げアップ間違いなし。と言いたいですがそうならない場合も出てきます。この場合は躊躇なく閉店セールを実施します。そして懲りずに更にあつかましくも新装開店します。やり方は以前と同じ在庫とアイテムは減らさないで新規取扱商品を増やします。新規問屋との取引も。これで売り上げアップ間違いなしです。これでも売り上げアップしなければためらわずに閉店セール 新装開店。何度でも成功するまで続けるのです。何度でもと言うのが極意ですぞ。