週間店長情報 ニートにやらせよ 29 9 4
以前兵隊の採用について書いた事があります。知的水準と行動力の組み合わせです。この中で不採用は知的水準が低くよく動く人です。又知的水準が高くよく動く人は管理職にはしないのです。軍隊は人選を間違うと隊を危険にさらしてしまうから人選間違いは許されないのです。ニートと言うのも昔はなかったです。というか目立たなかったのです。それが50万人以上も日本にいると言うから驚きです。正常な仕事をしている人とか家族は「甘えがあるからそうなる」と言います。そうなっている家族と本人の大変さは誰にも理解できないのです。援助する制度もあるのですが利用も盛況でなさそう。世界に眼を向けると一番はトルコだそうです。率36% 二位はイスラエル 三位メキシコ 日本は堂々?の28位57万。上には上がいるのです。今のところ有効な解決策はありません。時期が来れば解決となりそうですがそれがいつなのか判らないのです。人間ですから放っておけば年齢を重ねて老人になり最後はみんなあの世にご帰還するのです。そう考えると「何もしない」と言う解決策もありです。重篤な病気でもいろいろ治療をするより何もしない治療というのもありだといいます。何かしなくてはいけないと言うのがストレスになるのでしょう。ひょっとしてニートにも松 竹 梅があるのかも。松は特殊技能が飛びぬけている場合。この場合嵌る環境に入れれば俄然実力を発揮しそうです。飛びぬけている人は普通の会社では使えないと言うか変人扱いになるのです。会社は平均的な人を求めています。特殊な才能を持った人は生活もかなり変な場合も多いのです。規則とかはきっと大嫌い。管理されるのも嫌いです。僕みたい。会社の社長は「うちには個性的な人材がいない」と言っています。個性的な人は組織での行動が苦手。竹は動機付けをしてあげれば普通に仕事を続けられるタイプ。動機付けが出来る人とか周りの環境がよければやっていけるのです。動機付けが出来る人が親兄弟だといいのですが実際はそうでないケースも多いのです。僕の受講生(ちょっと変な人)を作業所の所長に入所できるようにお願いした事があります。その時に「あなたがしょっちゅう声をかけてあげれば彼は普通にやっていける人」だと言われたことがあります。今も付き合っていて出来るだけ声をかけるように努力しています。と言っても気まぐれの僕ですから定期的にとかは難しいです。梅の人はもう待つしか手がない人達です。当方ではお手上げです。こういった人達も少数派ですけどいるはずです。松 竹タイプの人達が仕事につけば大変な戦力になりそうです。皆さんの店でも採用可能の人達がいそうです。ニート人口をネットで検索していたら「ニート株式会社」と言う会社があることを知りました。社員は全員取締役。社員数160名。出来高払いのシステムだそうです。仕事で一番多いのはニートのレンタル。「質のよいサービスは期待しないでください」と言います。その他特殊技術を持った人の仕事の内容も紹介されています。時給はニートのレンタルで1000円。関東圏ならこのくらいしょうがないかもれませんが関西なら「高すぎる」とブーイングでしょう。これがリーズナブルな時給だと需要がありそうです。産業界は人手不足。拘束時間が長いからでしよう。細切れ時間採用とかだといろいろな人が就労可能になりそうです。アバウトな時間割が良さそう。午前 午後とかだといいのです。更に午前を2等分というのもありそう。働き方をフレキシブルにしていろいろな人に空いた時間を提供できる仕組みが出来れば人手不足は解消しそうです。今のシステムは月給製が基本になっています。パートアルバイトでもかなりの長時間勤務が前提になっています。これを改革すると人手不足解消のはずです。そのための法整備が必要かもしれません。出来高払いがわかり易いです。仕事ごとに出来高額を決めるとはっきりするのです。その上管理部門も計数化して出来高払いだと誰も文句を言わないでしょう。現実には1時間で出来る仕事を2時間かかる人もいるのです。これが同じ賃金では報われないです。ある程度の保障がついていれば誰でも公平な分配になります。これだとニートにやらせる仕事がかなりありそう。