週間店長情報 冷凍牛乳が売れそう 2021.05.10
前々回話した冷凍食品用の保冷材の見本を手に入れ色々試しているところです。僕の予想していた物とは違います。他のメーカーの物も試してみたいです。心配なのはドライアイス業者が廃業する可能性がある事です。誰もそういう事態になると今の所思っていないです。ドライアイスってかなりの量が使われています。生協だけでなく宅配業者も毎日使っています。僕のように高い代金を払っていません。みんな僕の半分以下の価格で買っているのです。払っている金額は毎月10万~100万以上です。「これが全部なくなる」とは誰も考えないでしよう。
電気自動車がこれからの主流だといいます。安く売れそう。理由は部品の少なさです。エンジン車の部品は3000点らしいです。それに対して電気自動車は2000点。その差1000点。これが売れると困る事がおきます。いらなくなる1000点の部品メーカー 従業員の仕事がなくなります。中国で50万円の電気自動車が販売されているのをネットで見ました。日本で発売になると100万円以下で販売されるかもしれません。遠くない時期に起きる可能性があるのです。トヨタの社長はあせっているのです。従業員の雇用を守る使命があるからです。
福井県ではレベル3の自動運転車が公道試験をしています。運転手がいない車です。1回100円で乗れるらしい。場所は永平寺町。これもいずれ実用化されるでしょう。初めは大きな工場内での運用。高速道路では更に進んでいます。やっぱり大きな変化が起きそうです。
当方取り扱いの牛乳 ヨーグルト 今の所利益は出ていません。その上メーカーは売れ筋のアイテムをことごとく廃番。送料もべらぼうに高いのもネックです。結果取り扱いは牛乳とヨーグルトだけになりました。何とかしたいと思いメーカーのページを見ていると冷凍牛乳のOEM製造していることを知りました。担当者に聞くと「まだ自社販売は決まっていない」との返事。牛乳の欠点は日持ちがしないことです。低温殺菌牛乳だと製造日から4日当方についてからだと2日。配達して次の日に賞味期限が切れてしまいます。牛乳ってこれが当たり前だと誰もが思っています。「日持ちのする牛乳が欲しいならロングライフ牛乳があるでぇ」超高温殺菌牛乳です。自然食業界ではバッテンのつく牛乳です。賞味期限のすぎた牛乳は全部廃棄処分。誰も賞味期限間際のもう一回加熱殺菌を勧めません。廃棄の無駄をなくす取り組みをしている店はありません。僕はみみっちいですからそうなる前に加熱します。これだと飲めるのです。言えば売上げ減少間違いなし。
冷凍牛乳は低温殺菌牛乳を瞬間凍結して作ります。瞬間凍結設備があれば作れるのです。設備はそんなに高価ではないです。解凍は冷蔵庫での自然解凍。冷凍状態だと賞味期限は3ヶ月。これだと賞味期限を気にしなくて買えるのです。飲みたいときに自然解凍するので廃棄ロスがなくなる筈です。今の人は賞味期限に敏感ですから「冷凍牛乳はあり」だと思えるのです。
容量も1リットルとか500ミリではなく1杯150ミリパックにすれば消費者も受け入れるのではと思います。牛乳をほとんど飲まない僕でも1個ぐらい冷凍庫に入れておきたいアイテムになります。「2日以内に飲め」というのは酷です。牛乳さんを中心に生活をしているのではないのです。今の牛乳は無駄をしないという気持ちを持っている人だと牛乳のご機嫌をとらざるを得ないのです。批判を承知で言えば人間が牛乳に振り回されているのです。ちょっと言いすぎかなぁ。
冷凍牛乳が顧客に受け入れられると流通が大変化します。今までの「今週は1本、来週は2本」と言う予約販売の主流が変わります。常識の毎日配達がなくなります。牛乳宅配は週1回配達で終了。生協 自然食宅配業も毎日の牛乳配達がなくなるのです。今は保冷材を入れて苦労して配達しています。将来的には冷凍で運んでもドライアイス不要。(僕が研究しています)こちらの方が収益も上がりそう。こうなると牛乳専売店の将来は安泰ではないかも。朝早く配達する必要がない。
お店お客様双方にメリットありそうですが抵抗勢力も出て来そう。抵抗勢力は?生絶対信仰者。