週刊店長情報 これから売れるもの 24 8 27
誰でも考えている筈です。当方もいろいろ考えています。店とお客さんとのミスマッチも考えられます。店の都合で販売している物もあります。お客さんの都合を優先すると「儲からない」可能性が大きいです。目の前にないものをいろいろ考えてもしようがないので今ある物を改善するという方法しか手が無いです。僕の場合「容量変更」で売れるものが出てくると見ています。家族中心から個中心になりつつあります。店のお客様の高齢化が進んでいます。コンビニでも同じ事が。高齢者にも対応しようとしています。高齢者の来店も多いのです。自然食品だって同じです。高齢者は家族の買い物をしません。自分達又は夫婦だけの物だけを買うのです。そうすると今まで販売している物のかなりの物の容量が多すぎるのです。豆腐から始まってお菓子まで今の取扱商品は全部多すぎるとみています。調味料だってそうです。塩 砂糖 醤油 油 京都で独身の僕は「全部多すぎる」と実感しています。小さい部屋に住んでいる為かなりが「邪魔」になっています。「醤油の4合瓶は小さい」と言う方がいるかもしれませんが1日2食の僕では4合瓶も大き過ぎるのです。塩の500gでも多い。250gでやっと。いずれ2合瓶1合瓶が主流になるでしよう。小食の僕の生活が一般化する可能性があるのです。長生きは「怠けて小食」です。歳いって大食いと言うのはないのです。容量の縮小化はまず日配品から始まりそうです。事実始まっています。1袋から1個に 1個から半分 4分の1に 小分けしないと買ってくれないのです。100g 200g袋と言うのは販売するほうの都合です。又は生産者 製造者の都合です。以前 練り物で小判揚げ ごぼう巻きの本数を減らした物を作ってもらった事があります。担当者と意気投合したために実現しました。ほどなく中止。製造者の都合です。当方だからそうなったのです。もっと大口のお客さんだったら中止にならなかったでしょう。大口はそういう事を考えないでもやっていけるか「客の事を何も考えていないか」です。「安全」とかには眼を光らせるのに容量は業者の良いなりになっているのです。ちくわの真空も同じ製造者の理由で中止に。この場合は社長が当方だけの為にやっていたのが「面倒」となったようです。いずれは大口顧客の提案に気がついて小ロット 小容量になるとみています。当方取扱で考えると 斎藤さんの飴 片木さんのお茶等がいけるかも知れません。きっかけというかタイミングが合えば提案しょうと思っています。これに関連して思い出すのが病院の売店です。かなりの時代遅れ。九州で数軒 前の担当者のお客さんを引き継ぎましたが変です。ほとんどはかなり大きな会社が経営しています。50店以上も管理している場合が多いです。取扱商品はちょっと特殊です。ここでは大手コンビニが取って替わり始めています。時代遅れだと僕が思うぐらいですから誰でもそう思うでしょうが大きな権利なので今のところ病院側も手を出せないのです。これも時間の問題でしょう。コンビニ側も病院コンビニというコンセプトで品揃えをすると今までの売店はお払い箱になってしまうのです。それか 逆に統括会社がコンビニのエリアフランチャイザーになってしまう方法もあります。この方が儲かるかも知れません。今までの在庫リスクが全部無くなるのです。これを見ていると自然食品店もこのままでいいわけはないのです。生産者 製造者の都合を聞いているより こちらの言い分を聞いてくれる生産者 製造者にシフトしなければ自分達の存在理由が無くなってしまうのです。代替えの生産者 製造者が出来た時に シフトする可能性があります。今までの人達がこちらに耳を傾けてくれるよう祈るだけです。本来 お客さんの一番近い人の言い分を聞くのが一番です。当方のように弱小だと力関係で不利になっています。相手が「この人の言う事は当たっている」と考えた時だけ当方の意見が通ります。これが本来の姿に戻るのです。実際は生産者 製造者の方が「図体が大きい」ので建て前は消費者志向と言いながら自分達の考えを押し付けているのです。こういう時代がいずれ変わっていくのです。変わらざるを得ない状況が来れば誰でも変わる筈です。きっかけは「不景気」の筈。