週間店長情報 やっぱり藪医者は儲かる?2019 12 16
今年の僕の一大ニュースは両足骨折。今でも「大丈夫ですか」と言われます。生活にほとんど支障は無いです。動きはまだぎこちないです。階段の下りは「ドスン ドスン」状態。足首の前後の可動域が小さいからです。裸足の場合顕著に判ります。草履を履いていると目立ちません。
両足骨折したときはびっくりというか「何でこのくらいで」いつもの僕ではこうならないのです。きっと神様とやらが「おめぇ 病院に行け」と命令したのでしょう。おかげでいろいろなことが勉強出来ました。生まれて初めての入院です。病人としては40年以上なかったのです。お見舞いに行く事はあるのですが。見ることすべてが「生まれて初めて」の経験でした。骨折だと「足をメスで切り開いてボルトで留め。再手術してボルトを取り除く」と言うのが僕の知識。
実際は長いピンを踵から突き刺しての治療。これも受けてみないと実感として判らなかったでしょう。骨折入院だと退屈でしょうがないと聞いていましたが僕の場合はパソコンを持ち込んでの仕事が出来たのでテレビを見ることも無く、テレビは家内が来た時に彼女が見るだけでした。
入院しなければ判らなかった事はいくつかあります。一番は「足の大きさは寝起きが一番大きい」事です。靴屋さんは朝昼晩と脚の長さを計測して判っていました。でも「何で」と言う事を説明できていません。これが判ったのです。私たちは一晩寝ると疲れが取れる理由も判りました。治療の分野でアーチパットの作り方で足型を取り時の問題も知りました。食事の問題点も。
同じ村の近所のおばあさんが入院していました。彼女は膝の手術。その後のリハビリの日課でした。「痛くなくなった?」と聞くと「痛みは取れん。リハビリしても変わらん」と言うのです。こんな場合「金 返せ」と叫んでも返金されません。たぶん失敗でしょう。
彼女たちは入院しているほうが「儲かる」のです。保険に入っているからです。僕のように生命保険をかけていないと全額治療費がかかりますが彼女たちは治療費の負担も高齢者の為少なく掛けている生命保険から1日数千円出るのです。高齢者は家に何もしていないと金は出ませんが入院するだけで儲かるのです。ちょっと言い方は下品ですが。
入院中は毎日午前中に回診があります。担当医は週に1度だけ。後は担当医で無い医者が廻ってきます。「どうですか。痛み無いですか」と言えば「ないです」と答えると「お大事に」で回診は終了。このくらいなら看護師さんで充分だと思えます。たまにひどい医師が。よぼよぼで外科医だというこのおっちゃんは僕の足を触るのですが痛い方に動かすのです。「痛くないですか」「あんたが痛くしているんじゃい」と言いたいところ「動かすと痛いです」と返事。「お大事にして下さい」こんな医者いらないと叫びたいです。こんな何もしない治療でも点数がついて医療側にお金が入るのです。医者は一人で来ません。看護師とリハビリのPTがつきます。更に看護助手がついてくる場合もあります。この人達の時給も全部治療費にはいっているのです。
当方扱いの化粧水考案者今井医師は「病院が流行っているのは治らないから」と言っていました。同じ病気でも1回で治るより5回で治るほうが医者は儲かるらしいのです。1回だと1回の診察料。5回だとその5倍とはいきませんがそれに近い収入が得られるのです。「そんなのウソ」と言いたいですが本当です。今の医療制度は出来高払いだからです。
ひどい状態を経験しました。退院して「経過観察」ということで1ヶ月3ヶ月と通院する事になります。病院に行くとレントゲン撮影後診察です。僕の場合担当医がレントゲン写真を見て「骨異常ないねぇ。痛くない」とか「湿布は」と言うだけ。この間10秒ぐらい。これで終了。これだと医者でなくてもいいとも思えます。「僕にやらして」ある時レントゲン撮影後に医師が見て「肝心の部分が写っていない。撮りなおし」となり撮りなおしました。その時の治療費は今までの倍でした。失敗しての取り直しも代金に含まれていたのです。これだと藪医者は儲かるのです。