週間店長情報 集めるより集まる 29 2 6
おわび
先週の保存用価格表 いちうろこ分が旧価格になっていました。A~D欄 新しく作りました。訂正箇所が数箇所あります。1枚だけ訂正したものを配布します。
集めるより集まる
トランプショックというか米国で大変な騒ぎ。これが日本にも波及しそうです。輸出が大打撃になる気配。これも冷静に考える必要がありそう。米国にとっては米国が一番です。日本にとっては日本が一番。世界中の国が一番を目指すとどうなるでしょうか。保護主義政策になるはずです。これで全部がうまくいくといいのですが?どうでしようか。皆さんの店でも同じことが言えます。自分の店が一番。他店はどうでもいいと考えるとそうなります。これだと共同しての企画イベントは期待できません。業界全体のことを考える視点がないと共同販促も難しいでしょう。自然食フェアーは自然食品店の為の筈ですが実際は問屋 メーカーの都合優先かもしれません。「商売は高く買って安く売ると繁盛する」と聞いたことがあります。高く買うと物が集まり安く売ると人が集まると言うのです。繁盛店には問屋メーカーが沢山集まります。よく買ってくれるからです。大部分の店にはひっきりなしに問屋メーカーが訪問とはならないのです。これが現実です。当方でも同じことが言えます。10年以上前だと売り込みはほとんどなかったです。この場合はこちらから出かけていくしか手がありませんでした。実績がないと卸してもらえません。大手問屋取り扱いの物は当方では扱っても無駄というか勝ち目がありません。その為に大手が扱っていない物を探します。相手は大手に扱ってもらいたいのです。何らかの理由で大手が扱っていない物が当方のねらい目です。今は先方からの売込みもあります。更に皆さんからの要請もあります。先週から取り扱いのアップルソースは店からの要望でした。「俺 ソースって嫌い」敦賀にあるヨーロッパ軒のソースカツ丼を思い出してしまうからです。福井県では有名です。子供が小さかった時少年野球の試合見学の時にゲンを担いでみんなでソースカツ丼を食べたことがあります。ビールがなかったら食べられなかったでしょう。あのソース味が僕には苦手。デミグラスソースなら許せるのですが。「お父さんってひどい。人には嫌いな物も取り扱いしましょうと言いながら自分は嫌いな物は扱わないというのでは」と息子。アップルソースの取り扱っている店を探しました。1週間に数十軒まわります。結果ほとんどの店で取り扱っていません。数店取り扱っていましたが瓶。「これだとカップが売れる筈」風と光担当者に連絡。「取り扱いを検討する何とか安くしてくれ。どっちが売れているの」と聞くと「圧倒的に瓶です」との返答。不思議です。何でかは判りません。僕の判断が当たらないのです。とりあえずやってみようと決心。ポップコーンはおまけで取り扱うことに。注文を集計してびっくりしたのがポップコーンの数字。大健闘。「こんなのありかいなぁ」次の週はチャンクの取り扱い。「これが売れることはない」とたかをくくっていましたが注文が予想以上。「俺って当たらんなぁ」さっぱり判らない状態です。他にも店から要請のあるものが3~4点。順番に全部検討します。検討してバツになるものも出てきます。こちらの都合より先方の都合。多いのがロットです。当方では手に負えない量の場合がほとんどです。僕が商品化したい物も2点あります。これもいずれはと思っています。その前にセミナーがあります。3月なので動員と協賛金集めで大変。これも20回目です。これだけ続けていると簡単で楽ちんの筈ですが毎回そうなっていません。会費を安く設定しています。京都新聞には毎年掲載されています。協賛してもらった会社店には広告の原稿をお願いしています。これを作るのはこれから。その為新規取り扱いはストップしたい気分です。僕の頭が容量オーバー状態だからです。以前のように集める活動するより物が集まる今は楽しい気分。物は「集めるより集まる」ほうが楽です。