週間店長情報 悩み事は一つだけ 2020.04.27
昨年 骨折入院して退院したのが4月中頃。生まれて初めての入院。いろいろ勉強になりました。お見舞いに行った事は沢山あります。お見舞いでは病院の事は判りません。外から見ているのと入院して自分が当事者になるのでは雲泥の差が有ります。リハビリについても経験して判る事がありました。医療の金儲けのからくりも垣間見えました。無駄が多いのです。
退院の次の日に京都に来てその次の日には車で配達を始めました。二三ヶ月自宅養生と言うのがお決まりです。歩けないし荷物も持てないからです。アーチパットを装着してもそうです。僕が歩けるようになったのはスポンジのせい。歩くと痛い部分にスポンジを重ねて入れてやると歩いても痛くないのです。スポンジは靴の中敷を自製する時に使うものです。僕は中敷の材料キャンブレル地(衝撃吸収財と速乾性素材の張り合わせたもの)を持っています。そのキャンブレル地の底に張るスポンジがあるのです。これをハサミで切ってアーチパッドに張りつけました。初めは五枚重ね。歩行の状態が改善する度に少なくしていきました。一枚ずつはがしていくのです。
特注でキャンブレル地をスポンジ底の草履に貼り付けたものを1年以上履き続けています。井草草履ミサトッ子を販売しています。底剤はゴム底。ゴム底の方がスポンジ底より強いと説明しています。これを疑いたくないのですがキャンブレル地の草履は1年経ってもヘタっていないのです。ミサトッ子は毎日履き続けると1年持ちません。ヘタってぺらぺらになるのです。キャンブレル地は洗えます。井草は洗えません。この草履を製造してもらって販売と言うことも考えています。今のミサトッ子製造業者は健康の事を考えていないのです。こういうことを言うと叱られるかも知れません。アドバイスして支えていた元神戸大学の原田先生と縁が切れてしまったのです。草履を真剣に考えている人とか研究している人がいません。僕が欠点を指摘しても聞き入れてくれません。ミサトではこれ以上の物を作ろうと言う人はいないと判断しています。
欠点と言うのはミサトッ子だけでなく靴とか履物全般についていえることです。履き続けて底が減ってくると滑りやすくなるのです。顕著なのはつるつるのタイルに水が溜まっている時。靴業界の人は問題視しています。解決にはやすりのような物が底剤の中に混入されていると良いのです。そういう成分が手に入る可能性があります。取り扱い化粧品メーカー部長が京都に来た時の話から気がつきました。その会社が作っているのです。いずれ「おねだり」の予定。
昨年の悩み事はキャッシュレス決済でした。決済で同じ物の価格が違うのです。カードによって還元額が違ってくるから。更に消費税アップの時に導入される軽減税率。申告の時大変です。計算がややこしい。10%と8%があり大変。パソコンで計算するので出来ますが手計算だともっと大変というか不可能ではないでしょうか。10月までこの問題で持ちきり。更に対応レジが間に合わない店も沢山出たのです。1年前のこの時期「ペイペイなんちゃら」でみんな盛り上がっていたのです。騒いでいたのは半年前までです。6月まで続いているはず 今は誰も問題にしていない?
今はコロナです。世界的に大変な事態になっています。昨年の年末伏見稲荷では外人特に中国人が闊歩していました。車で通るのですが「ここは日本か」と思えるくらい多かったのです。今は「閑散」あの騒ぎは「今はもうない」です。民泊とやらも京都では「反対」の垂れ幕を見かけました。今の状態を誰が予測できたでしょうか。リーマンショック以上だと報道。収束していないのですから収束してから「この騒ぎ」について正確な事が判る筈です。現在の死者数を見ただけで世界大戦争並みだとわかります。大戦で15万人ぐらいの死者数です。今回の騒動は次に繋がらない可能性が大きいです。戦争はインフラ破壊します。復興の過程でインフラ整備に金が動くのです。今回の騒動が鎮静してもインフラ需要は期待できません。政府が金をばら撒いても消費が復興しない可能性があるのです。今はコロナが悩みの種。これ一つです。