週間店長情報 早めのお風呂場改造がおススメ 31 4 22
入院ネタが続いています。「何で俺がこんなバツを受けるんじゃい」スーパーマンになったつもりで窓から飛び降りた(二階から飛び降りたわけではないです)結果両足骨折。普通こういう事はありえません。冷静に考えれば無謀だと判ります。でもなってしまったのです。ここで神様登場「おめぇ 暫く病院に入れ」との命令。これには逆らえません。理由については教えてくれません。逆らわないで従って行動するだけです。入院でいろいろ勉強が出来ました。
入院中は週2回入浴があります。モナカ(ギブス)の間は足の部分はビニール袋を被せての入浴です。浴槽には入れません。僕一人について二人の女性が担当します。毎回やり方が違うと言う話は以前した事があります。車を洗うようなやり方をするペアがいます。(俺は車じゃないんじゃと思っても通じません)荒っぽく洗うペアは正食で言うと決まって陽性。例外は無いです。かなりの体力自慢の昔の乙女ペアです。陰性ペアは真逆で親切。「これでなくっちゃ」
いろいろな人達の顔を観察出来ます。看護師さんもいろいろ。看護助手も作業のやり方がそれぞれ違います。掃除おばさんも掃除の仕方が各自違います。掃除の仕方が違うだけではないです。ゴミ箱を取る動作も違うのです。声のかけ方も違います。カーテンの開け閉めも違います。頼みもしないのに窓側のカーテンを勝手に開ける看護師 看護助手がいます。パソコンはカーテンを閉め切ったほうが「画面が見やすい」のです。「勝手にあけるな」と言いたい気分。
医師もマクロビで観察すると面白いです。まじめな医師がいるのは当たり前ですがちょっと陽性な医師もいます。前置きはこのくらいにして風呂の話をする事に。
踵骨を持ち上げているピンが抜けて、包帯も取れ裸足になったので湯船に浸かる事が可能に。一人で風呂は入れてもらえません。車椅子状態に変化なし。その気になれば一人で入れます。ここは病院やっぱり掟があるのです。我が家なら無理して一人で入るでしょう。
以前ストレッチャーと言うのを知り合いの医師から「あげる」と言われた事があります。僕ではどうしょうもないので断りました。これが今でも使われているのだと思っていたのです。
老人ホームの入浴場は見た事があります。現実に入って見なければ感触は判らないです。イメージでは僕の身体を吊り上げてドボンとつける感じ。吊り上げられる感触を知りたかったのです。
あこがれていたのです。身体をいつものように洗ってもらって「いよいよ」です。洗ってもらっているのはサマーベッドのようなシートです。湯船までは50センチ以上の高さがあります。僕の身体をどうやって湯船に移すのか興味津々。湯船への移動がイメージできません。
湯船につけるのに僕の身体をベルトで固定してマットを電動で湯船と同じ高さに調整します。上がった僕の身体を湯船の上に電動でスライドさせて「つけるよ」で「湯の中ちゃぽん」その上「バブルしますか」「頼む」と言えば泡風呂に。「ふむ ふむ これはいい気分」
障害者でもこれなら大丈夫。湯船に自力でつかる高齢者 障害者は大変です。知人で高齢者を自宅風呂に入浴させている人のことを思い出します。二人かかりでいれている模様。高齢者しかもかなり大柄の女性です。自宅での入浴介護は大変だと聞きました。
寝たきり老人の入浴は設備が無い自宅より介護施設での入浴が良いのは誰でも理解できます。現実は難しいらしい。プライバシーとか我が儘が理由。ボランティアに行っている特別養護老人ホームで入浴日だけ実家のお嫁さんが来ていたことがあります。死ぬまで数年続いていました。人間はモノではないので難しいです。合理的に考えれば解決ですがそうならないのです。それなら自宅の風呂を入浴介護用に改造すればグッド。埋め込み式の浴槽がお勧めです。今のまだとスライドして浴槽の上まで移動できる装置でOKです。 (電動式がいいです)これだと家族で対応できます。補助金も出るでしょう。高齢者家庭は早めのお風呂場改造がおススメ。