週間店長情報 対決軸を作る 28 8 8
来週の配達
来週の配達休みます。22日~24日の注文締め切りは18日
欠品情報
マルカワ味噌 未来 終売 秋ごろ 復活予定 河原酢造 900 1.8は8月下旬
対決軸を作る
東京と都知事選は小池氏が圧勝。誰もが原因は「知名度の差だ」と言います。1年前の彼女はどうでしたでしょうか。総裁選で安倍さんの対決していた人を応援したので陽の目の当たる場所での活躍の場はなくなたのです。このまま安倍政権が続くと芽は出ないと判断したのでしょう。このままくすぶるのなら「崖から飛び降りたつもり」で出馬したのです。1年前だと自民公明の応援した人のほうが有名だった筈。しょっちゅうテレビに出ていました。鳥越何がしも知名度では負けません。しかもみんな組織がバック。接戦になるのは組織がバックの両候補だと見ていました。それが小池氏の圧勝。何かおかしいと思いませんか。野党共闘の足並みがもうひとつと言うのなら理解できます。政府与党の自民公明党推薦だと「勝って当たり前」の筈です。動員も公明党がバックの学会があるのです。学会の人は裏切りません。自民党だって都選出の都議会議員がたくさんいるのです。圧倒的な組織票を持っているのです。野党で動員が期待できるのは共産党の党員ぐらいです。後は全部無党派。無党派が全部小池支持に回ったのです。小池氏の戦略は「組織対個人」と言う対立軸を強調したことです。都知事が一部の幹部で密室の中で決められるのに対してイエスかノーのどちらかの選択だと言い続けたのです。組織のないのを逆手に取ったのです。実際はこの手しかなかったのです。「ホイラーの法則」と言う本を読んだことがあります。その時に3つ以上の選択支があるのはだめだと書いてありました。「どちらと聞け」と言うのです。A案B案C案の中から選んで下さいはあかんというのです。3氏の戦いから組織か個人かのどちらかを選ぶ選挙にしたのです。人間が理解できるのは「どっち」なのです。よりどりみどりは迷うのです。美人が数人いると一人選ぶのは難しいですが二人だと簡単。人間って単純なのです。ついでに言えば身体もそうです。いくつもの箇所の痛いは判断が難しいのです。一番痛い箇所だけ感知するのです。ホイラーの法則を知っていたので取り扱っている化粧品メーカーの化粧水の3つ目の商品化に反対しました。大部分の化粧品メーカーは出しません。反対が功を奏して「君には取り扱わせない」となり6ヶ月ぐらい取り扱いできませんでした。3つあると一つが埋もれてしまい販売がバラけてしまうのです。2つの時と本数はあまり変わらないのが現状です。本当は「何もしない方が儲かる」のです。そういったら「それでは士気が上がらない」と言われました。今回のように対立軸を作ると言うのは我々の商売にも当てはまりそうです。皆さんの商売敵は同業者だと見ていませんか。たぶん間違いです。我々の商売の対立軸の敵は一般市場とか生協です。理由については何回も書いています。皆さん出入りの卸が一般市場生協に営業をかけています。当方は取り扱っている商品の大部分が量産できない物なので一般市場にとか生協にいけないです。大部分の卸は販売余力がまだまだあるのです。上から「もっと売ってこい」と言われているので「売れるなら誰でもいい」のです。皆さんには黙っています。と言うか営業がほとんど来ない状態かも。営業が会議ばっかりで外になかなか出てこられないと思っていませんか。他の大口に日参しているかも知れません。彼らも必死です。会社の数字が上がらないと給料アップが見込めないのです。これが判れば自然食品店のやるべきことははっきりする筈です。僕的にはそうです。そう考えるとやれることがいろいろあるのです。今一度取扱商品を見つめ「10年経っても売り続けられる商品かどうか」で判断するといいのです。類似品とか、よりグレードの高い商品が出てきたときに判断を迫られるのです。