週刊店長情報 すきまを見つけると大儲け 26 9 8
青柳 名前変更
青柳の名称が親子番茶に変更になりました。シールがなくなり次第変更になる由を聞いていましたが先週入荷の分から変更になっています。価格は同じ。
すきまを見つけると大儲け
九自協の展示会の為九州に。展示会は土曜日ですが前日の金曜日に九州に。付き合いのある店とかを廻る為です。いつもは車を借りて廻るのですが今年は天神近くにある取引先に集中する事にしました。今回の目的は化粧水の女神の紹介です。女神は一般にほとんど流通していないアイテムです。初めのアイテムが定番ではいると大手は棚割が定着して次のアイテムがなかなか入れないのが現実。しかも担当者が男性だと化粧品は大変です。男はなじみがないのです。近頃は若い男性だと化粧をする人もいるのでそういう担当者だといいのですが現実はその逆。女神はほっとく商品ではありません。納得商品です。手に塗ってあげるだけの販促が出来れば売れるものです。長年化粧品業界と付き合っていますが普通のメーカーなら女神は20~50ミリくらいの容器に入れて3000円~5000円で販売します。ノンオイルエッセンスとして販売するのです。それを通常の化粧水として出したのですからびっくりです。1軒目の訪問先は病院の売店を数店持っている事務所。社長がいる時間がいいと言う事で早朝の訪問。会社は全部女性。相手してくれるのは女社長と統括する人 更に実務を取り仕切っている若い人。相手が全部女性ですから僕としては話やすい。化粧品を女性に説明するのですから。僕がしゃべればすぐに塗ってみてくれるのです。しかも事務所には他にも女性がいるのです。みんなで塗って感想を話してくれるのです。「ねえ ○○ちゃん これすごいわぁ あんたも塗りんしゃい」と社長。つけた女性も「これはいい 私買う」定番の化粧水をまとめ買いしていると言う女性は「これ いい おつかいものにも使える」となり「これはすぐにオーダする」と言う事に。別に難しい事を言っていません。講釈はなしでつけてもらうだけでいいのです。成分もヒアルロン酸とコラーゲン エラスチン 女性だと説明不要。一つ目の目的は終了。更に当方はボーロとか御菓子の提案をしました。その時「何でも売れる」と社長。「何でもと言ったって高いものはダメでしょう」と僕。「そんな事はない。バックでも売れている」と言うのです。「何で、病院でバックなんじゃい」と思いながら聞いていました。入院患者は身体の一部に不具合があるだけで後は元気。その為暇を持て余している。そこで売店にたむろしに来るらしい。。僕は売れるものは低額商品だと思っていましたが「美味しいものは高くても売れる」と彼女達。ボーロは「ばらして 60円ぐらい」これが判るとまだまだ売れるものを紹介出来そうです。荷物の中にいろいろ入れることで合意。彼女達の商売についても聞いてみました。今大きな病院は売店をコンビニにしてしまうケースが増えているのです。その点を聞いてみると「大病院はそうなっていますが中小病院にコンビニは入りません。市場が小さくて参入できないのです。実際コンビニが入るまでのつなぎで出店するとはっきりしました。大病院の売店は1日売り上げ20万です。ウチの売店は1日3万ぐらい。規模が違いすぎるのです」完全に隙間になっているのです。僕等の商売でもそういうものがあるかも知れません。取り扱っている化粧品の部長から「自然食品業界はマイナー。ウチはその業界に対しての商品は出さない」と聞いた事があります。ミョウバン水は今も今後もマイナーだと判断を下したから「だったら貴方が展開してみたら。権利をあげる」と言われて当方はみょうばんらいふの総発売元に。今のところ競争相手は出ていません。こんなのがいくつかあると当方は万々歳。彼女の話を聞いていると「隙間は探せばまだまだ見つかる」と思えます。「大手が出てきてひとたまりもない」と言うよりも「ウチの取扱は大手が手が出せないような物ばかり」と胸を張って言えるようになりたい物です。大手がやれない分野は沢山実在するのです。