週刊店長情報 食べよう 超美味しい物 25 6 17
お詫び
ピザ生地注文が予想の3倍以上になりました。大部分のお店様にはいきあたらない事に。すいません。次回の予定を確認中です。
端麺で困った事が
端麺のチラシの枚数の前もって先方に報告していたら1500枚と報告したら先方は1500個の予約注文と勘違い。実際の注文は130個。1350個が宙ぶらりん状態です。ご協力を。
食べよう 超美味しい物
瀬藤さんの桃 問い合わせをしましたが木が枯れてしまい。満足なものが出来ないと言う事です。奥さんは勤めに出ている模様。桃は亡くなったご主人が「中橋さんの喜ぶ顔を見たい」から始まったのです。完全無農薬の桃でした。頂上付近に出来る桃だけを集めた「桃源郷の桃」は大人気でした。今は夢物語に。美味しいというか昔の桃の味でした。ただ甘いだけではなかったのです。桃の格外品は地元荒川の人達が買いにきたくらいです。荒川が和歌山の桃の一番産地です。瀬藤さんの桃は大部分規格外品 最後の方は6割から8割が廃棄になっていました。
りんごも美味しいのは頂上付近のりんごです。青森の新農研の原田さんの農園におじゃましたことがあります。彼は次々に木になっているりんごを食べます。そして「この木はまだ」とか「この木のりんごは美味しい」と言うのです。いつも食べているので木によって美味しいリンゴがあるのを知っているのです。いつぞや「てっぺんのリンゴだけを集めて箱詰めにしたものを売りたい」と提案した事があります。僕等には味の差が判らかったのを覚えています。更に「無農薬リンゴ」もお願いした事もあります。この場合2年で止めになりました。理由は「食味が悪すぎる。売りの対象にならない」と言う事でボツに。無農薬で作ると野生のリンゴに近くなるのです。美味しくはない。
みかんも美味しいのは頂上付近の物です。頂上付近のみかんが大きくて美味しい筈ですがみかんは大きすぎると味が大味になるので頂上付近の小ぶりのみかんが美味しいようです。頂上付近のみかんを出荷してくれとお願いした事があります。この時は作業の問題で不可能だと知りました。
桃の生産者の瀬藤さん リンゴのナチュラル農究の原田さん みかんの梶本さん みんな故人になってしまいました。年齢は僕より若いか同じくらいです。いろいろ僕の我儘を聞いてくれた人達です。みんないなくなってしまったよぅ。ウェーン。
美味しい物は「美味し物を頼む」と言っただけでは手に入りません。相互の信頼関係が出来ていないと難しいです。お客さんは食べた事が無い物を買う事はないのです。以前 お店で「サーロイン食べ放題」の企画を提案したことがあります。誰も乗ってきません。そりぁそうでしょう 高いのですから。毎週客の来ない日の短い時間に売れ残ったサーロインの試食というのはいけそうです。サーロイン試食の場合「焼く権利」をお客さんに指名。と告知。焼きあがったサーロインを人数分 分割 塩はこだわり これだけで 店のイベントになりそうです。毎週やると野次馬も含めて来店が増える可能性大です。毎週サーロインでは芸がないと言われそうな場合はヒレステーキと言う手があります。今まで仕入れを遠慮しがちなアイテムは片っ端から店のイベント用として仕入れるのです。食べた事が無い又はめったに食べる機会が無いアイテムがお奨めです。当方がお奨めアイテムは「天然本マグロ大トロ」です。酢飯は「ちからこぶ」昆布水に酢を入れれば酢飯が出来ます。お好みで砂糖を加えても。塩は加えなくても昆布水に入っています。当日に解凍して10切れぐらいに切って寿司の大トロを作ります。誰も文句を言わないでしょう。ただですから。でも問題が。毎週食べているお客さんがその前日に「明日の分 私に売って」と言われて販売してしまった場合です。「楽しみにしていたのに」「何とかしなさい」と一悶着。そうなっても僕は「しーらない」