週間店長情報 磨り減った履物 29 9 25
有機米 田んぼの天使 取扱い
一部の人にだけ紹介してきたナチュラル農究の「秋田小町」精米所廃止の為取扱不能に。新たに今取扱っている米粉の生産者の有機米を取扱う事に。価格は高め。JAS付きです。
大量生産していません。と言っても15町歩。有機米田んぼの天使 5キロ 2キロ
麹の色について
マルカワ味噌の麹が1ヶ月前から「蔵付き麹」に変更になりました。それまでと色が大分黒くなっています。それまでの麹菌は市販のものを使っていました。蔵付き麹はマルカワさんの蔵の中から採取した菌を使っています。でんぷんの糖化力が強いと聞きました。
磨り減った履物
ミサトッ子の欠点を指摘した事があります。磨り減ったゴム底の草履は滑りやすいのです。ピータイルが濡れている時は最悪です。凍結している路面を歩くのと同じぐらいの注意が必要です。製造元が対策を講じるといいのですがきっとダメでしょう。ミサトは考案者の原田先生の話しか信用しないのです。先生は元大学教授。僕が改良版を販売することも検討しています。「おめぇ 貧乏臭い ちびた草履なんかとっとと捨てて新しいのを買えばいいじぁん」と言われそうです。貧乏にも道があるのです。品のいい貧乏と下品な貧乏 更に松竹梅にも分かれます。僕の場合は品のいい 松 らっく貧乏道と言う事になります。ちびた草履は履き心地がいいです。靴もそうです。磨り減ったから新しいのをと考えますがその時古い靴を捨ててはいけません。古い靴が新しい靴を買う時に役に立つのです。古い靴は変形しているのが普通です。あなたの足の癖が判るのです。靴選びは難しいです。サイズが合っているだけで履きやすい靴にはならないのです。新品の靴は履きなれるまでに時間がかかります。履きやすく履き慣れるのに時間がかからない靴選びは古い履きなれた靴の形に近い靴を探す事です。同じメーカーの同じシリーズで同じサイズの靴でも合わない場合があるのです。ましては靴を通販で買うなんてもってのほか。電話で靴屋に注文するのもバツ。「おたくに身体にいい靴があるそうな それ1足ウチに送ってくんなはい。サイズは○○」こんな電話があるというのですからお笑いです。試し履きが一番ですがなかなか勇気がいるのです。僕のようなはにかみやだとなかなか靴屋に言い出せません。そういう人は靴を履いてはいけないのです。と言う事で僕は普段靴を履いていません。靴は靴箱に入っていますと言いたいですが1足もありません。黒い地下足袋靴ならあります。靴は箱の中に何年も置いておくものではありません。長期間履かないとダメになります。20年以上前ですが姉の友人の旦那の靴をもらった事があります。足サイズが同じだったのと名前が同じ誠一だった事から僕にくれたのです。かなり高価な靴だったみたい。いつもみすぼらしい靴を履いていたから恵んでくれたのでしょう。会議で大阪に行く事になり件の靴を履いていったのですが大阪まで着くと靴が変です。靴の底がぽろぽろととれていくじゃあありませんか。こんなの初めてでした。会場についたころには底(アウトソール)はなくなっていました。小さい時に履いていた短靴 体育館シューズのようになってしまったのです。その時は何でこうなるか理解不能でした。今だと「靴底のゴムは酸化して劣化する」と言う事を知っているので理解できます。高価だと言ってフェラガモを何年も履かないで靴箱にしまっていてはいけません。以前ロールスロイスを持っている女性と話をしたときも同じような事を言っていました。彼女は「ロイスは適当に乗ってやらないとしょっちゅう不具合が出てくる」と言うのです。ここで磨り減った履物を更に履きつぶす「らっく式貧乏道」の紹介。靴の場合は底を張り替えます。草履の場合薄くなったゴム底に彫刻刀のようなものでくぼみというか縦横に窪みを作ります。これが滑り止めになり続けて快適に履けます。貧乏は知的に楽しむものです。貧乏道がこれからのトレンド。かも