週刊店長情報 化粧品会社の独自性 25 7 29
金子製麺値上げ
前から値上げになっていますが21日から再値上げになったので値上げする事に8月から実施です。金子製麺の希望小売価格にしています。
甜菜糖シロップ値上げ
値上げになっていたのですがそのままにしていました。税込630円ですが今年は578円でいきます。
化粧品会社の独自性
有名化粧品メーカーの不具合が出てマスコミで大騒ぎしました。独自エッセンスの不具合だったのです。化粧品メーカーが安全な商品を作る場合昔からあって今も大量に使われている基材だけを使った物で商品化できます。当方が扱っている化粧品は尿素とグリセリンだけだと全く安全なのです。販売する側からみると「売りが無い」為苦戦するのです。僕が長年扱っているパナールイオンの場合は「ミネラルイオン」が売りです。30年前は最先端だったので売りが苦手な僕でも買ってくれる店が出来たのです。15年以上取り扱っているリスブランはPWS水です。πウオーターの山下昭冶さんと共同開発した水を使った化粧品というのが売りでした。中小化粧品メーカーは独自性がないと販売に苦戦するのです。大手でも同じです。マックスファクターのSKⅡは有名です。有効成分は麹酸。ロングセラーを続けています。資生堂も無添加シリーズを出しています。でも売れていない模様。現場の美容部は「物足りない」みたいです。自然派で売れている無添加化粧品は大手化粧品メーカーでは売れないのです。ユーザーの求めている物が違うのでしょう。有名化粧品メーカーの不具合はきっと「勝ちをあせった」のでしょう。昔からある基材だけでは売れないので独自基材を各社研究しているのですが「なかなか厚労省は許可してくれないのが現実」だと付き合いのある化粧品メーカーの技術担当から聞きました。この独自性がないと売れないのは店でも同じでしょう。生もの中心の店、調味料が充実している店。サプリが売り上げの大部分を占めている店と分けることが出来ます。店主店長が「こういう店にしたい」と頑張ってもお客さんがそれを求めているかは別なのです。結局店は「お客が作る」のです。店は「考えてはいけない」のです。当方もそうなっています。化粧品卸で終わる予定だったのが今は自然食品卸になってしまいました。取扱商品も独自なものがいくつもあります。当方しか扱っていない物が売り上げに寄与しています。卸も一番がいくつあるかで決まるのです。同業者が扱っている物は差別化しょうとすると価格を安く設定するしか手が無いのです。独自なものはこちらで価格が決められます。値崩れの心配もないです。当方はしたい、したいの「たいたい族」店向き卸。