週間店長情報 フットマッサージは効果大 31 6 3
日常生活(食 息 動 想と環境)によって身体はアンバランスになります。初期は感覚異常 放置しておくと機能障害(働きが悪くなる)更に進むと病気(器質破壊)になります。
初期症状の感覚異常は病院の検査では見つけられないと言われています。「病院での検査で何ともなかったのにある日突然に病名を告げられた」と言うのが現実です。
この感覚異常 機能障害の状態に役に立つのが操体法だと長年言っています。生活の仕方と体の動かし方を提案。具体的方法として「快と不快を見分けて快方向に身体を動かす」です。動診と言う診断法で身体を4種8方向に動かして不快を探してその反対方向にゆっくりとあくびをするくらいのスピードで動かすのです。言い続けて30年。飽きもせずに。
「真理は簡単」と言いますが操体法は「奥が深い」と言う人がいるのも事実。正食だって「奥が深い」と言う指導者がたくさんいます。正食の桜沢先生は数回の講義で「後は自分で勉強しろ」で終了だったと本に書いています。僕の話も1回又は2回聞いたら「判った」となる事を目指しています。と言っても僕に習いたいとか弟子入り志願と言う人はいません。僕が正食を習った人も勉強会をしていませんでした。講義料は払っていません。金品を求める気が無いとこうなります。
尋ねただけしか(先生が同じでも差が出ます)教えてもらえないのが本来の勉強でしよう。靴の診療所がそうでした。先生は「あそこに○○があんねぇ」そこに行ってこいとは言いません。行って判った事を話すと「そやねん」です。行かなければ永久に判りません。僕が説明している草履のアーチが出来る作用機序についても考案者の原田先生の著書には出ていません。安積式「羽根付き足底板」についても先生の言っていた効果とは別の効果があることを発見しました。
操体法では歪が出来る原因について「日常生活」と説明しています。僕は「日常生活で身体は重心がどちらかに偏る」と説明しています。それを正してやるのが基本操法(らっく体操と呼んでいます)です。僕が30年かかってで辿り着いた結論です。でも簡単すぎます。高額指導料は無理。
「おめぇの前振りは長すぎる。本題をはよぅ話さんかい」「へぇい 肝心な事を今から話しまっさ」
フットマッサージの有効性についてです。僕のやり方は「柴田式」足心道の真似です。一緒にボランティアに来ているメンバーの一人は「圧反射帯療法」です。本来はクリームを使いますが使わないやり方でフットマッサージをしています。その他のメンバーのやり方は僕が教えたので僕とよく似た方法です。みんな「奇跡」を経験していません。僕にはいくつか。寝たきり老人が起き上がった事がありますし脳腫瘍で手術が出来ない青年が退院になった人もいます。(その後兄弟喧嘩で容態が急変して死亡)その為僕は効果について確信を持っています。
私達の足は夜寝ているうちに血液の戻りが悪くなり結果浮腫むのです。朝起きて立位の生活が始まり歩いたり走ったりすれば足がポンプの働きをして血行が促進され浮腫みが解消します。
寝たきりとか車椅子生活者は足を動かさない生活をしています。浮腫み解消の方法がありません。寝たきりの人に「5分間歩いて下さい」とか車椅子生活者に「重心を掛けてばたばた5分」とか不可能です。リハビリは動きに負荷を掛けての運動です。僕達が行っている特別養護老人ホームではリハビリが出来る人は限られています。大部分の人は「リハビリ不可能」です。
寝たきり 車椅子生活者にフットマッサージの有効な理由は浮腫みが若干解消されるからです。若干と言うのははにかみやの僕だから。本心は「かなり解消される」です。
刺激の仕方はどんな方法でもいいのです。人により技術の優劣はあるかも知れませんが効果に大差は無いです。誰でも簡単に出来ます。周りにそういう人があれば試して欲しいです。
フットマッサージボランティアのフランチャイズ展開を検討した事があります。全国に支部を作るという案です。でも金儲けではないので加入希望者はきっとゼロ? 効果は大なのに。