週刊店長情報 日本人は平和ボケ 24 2 20
基地問題について混乱が続いています。「基地のない沖縄」「基地のない日本」を主張する人達がいます。米国基地が日本人にとっては鬼門みたいに言います。「軍隊のない日本」を主張する人たちもいます。平和主義者と言われる人たちです。日米安保条約は米国が日本を守るという条約です。この条約で日本は米国に守られています。これは現実です。これがなくなってロシア 中国が攻めてきた場合はどうなるでしょうか。自衛隊が守る事になります。今の自衛隊に中国 ロシアに対峙する力はあるでしょうか。「攻撃した国は 世界中から袋叩きになる。国連も動くだろう」と言われる人たちも沢山います。米国が日本を守る理由は何でしょうか。「弱い日本を守ってあげる」と思っているのでしようか。米国は日本人を守るつもりはさらさらありません。きっと。「じゃあ 何で」米国人民を守るためです。米国民を守るのに日本が盾になっているのです。敵が太平洋から攻めてくると想定すると日本がどちらにとっても重要拠点になります。日本を手に入れると米国本土攻撃の足がかりが出来るのです。今の世界の国で米国に歯向かう国はないです。軍事技術がけた違いだからです。これだって永久に続く事はないのです。全然違う軍事技術が米国以外で開発された場合を想定すると米国も万全ではないのです。瞬時にして装備とか人間を消滅させる技術が出来た場合はどうでしょうか。武器が役に立たないのです。米国がある事情で責められて都合が悪くなると「日本の基地は捨てよう。米国本土に敵がこなければいい」となるのです。そうなったとき日本はどうするのでしょうか。「そんなの約束違反」と言ったって後の祭り。ロシアが北海道 中国が九州 米国が本州を割譲する事も視野に入れる必要があるのです。自分の国を守らない「平和憲法」は敵が攻めてこないと言う前提で作られています。世界の大部分の国は攻められることを想定しています。その為の基地の受け入れも反対しません。反対もあるかも知れませんが攻められると基地が無いと防衛出来ないのです。日本ではみんな「基地は害」だと思っています。敵が攻めてきた場合を誰も考えていないからです。実感がわかないのはもう50年以上も戦争を体験していないのですから。世界ではいろいろなところで紛争が起きています。今まで何もなかった方が不思議です。これを不思議と感じないと「基地はいらない」になるのです。皆さんの商売でも同じ事が言えます。自分の店は自分で守るのが当たり前です。自分で守らない商売があります。フランチャイズチェーンです。その為に加盟料とか権利金を払います。これのないチェーンは存在しません。その他売り上げの何パーセントかを上納します。自分の商売を担保してもらうのにはお金がいるのです。全く払わないでいけるチェーンもありますがその場合は仕入れを指定問屋から買うように要請されます。そこで利益をとります。どちらにしても何らかの代金を支払うのです。権利金 加盟料を払わないチェーンはないのです。これを国の場合に当てはめると判り易いです。安保条約というのはチェーン契約なのです。加盟には何がしかのお金を支払わなければいけないのです。基地の提供とおもいやり予算がそれにあたります。加盟料 権利金の代わりです。その他いろいろ費用を負担せざるを得ません。「これ以上の負担はいや」と言うと「じゃあ 契約解消」となります。そうなると今まで以上に日本人が負担する事に。徴兵制も復活します。軍事予算も膨大に増え続けます。「徴兵制 反対 軍事予算の増額反対」と言い続けると隣国から侵略されるのです。米国という後ろ盾がなくなるとそうなるのは誰がみても判ります。高い人格を持った国家というのは存在していないのです。中国は儒教発祥の国ですが儒教の精神を政治に生かしている国でないのは誰が見ても判るでしょう。とんでもない国が世界の主導権を握って日本を侵略することもあるのです。インドとかシンガポールとか。大きな国が大きなハンデの時代がくる場合もあるのです。今までの常識は10年20年後通じないかも知れません。大国が大国であり続ける事が当たり前ではないのです。と言う当方は変? ひょっとして20年後の常識。誰も言いませんが平和は無料ではないのです。