週間店長情報 知られたくない苦労? 2023.09.04
たまに見るテレビで元国会議員の杉浦なんちゃらが株を買う話をしていました。紙おむつの会社の株を買う場合すべての紙おむつを買って自分で装着して見るらしい。その中で一番良いオムツの会社の株を買うというのです。これに納得します。我々素人は株の難しい理論は判りません。消費財は自分で使い比べる事が出来るのです。勉強になりました。
芸能レポーターは芸能人のスキャンダルとかを嗅ぎまわっています。不倫とか色恋沙汰の芸能人の生活に密着してスクープを狙っているのです。張り込みが欠かせません。この張り込みは大変です。2~3時間の張り込みでスキャンダルが判明すれば良いのですがそんなに簡単ではないです。数時間又は1日2日更に1週間というのもあるのです。1日か2日なら食べなくても死にやしませ。でも問題があります。生理現象です。トイレです。犯人?はトイレ休憩に逃げてしまう場合もあるのです。この場合の対策は紙おむつです。ウソでしょうと言われるかもしれませんが本当です。
芸能レポーターだけではありません。刑事の張り込みも同じようなもんです。容疑者を見張ったりしているのです。ドラマの刑事物は格好良いですが実際は地味です。数日の張り込みだとここでも生理現象対策が必要です。ここでも紙おむつのお世話になるのです。
芸能レポーター、刑事さんだけではありません。病院でも使われているのです。数時間にも及ぶ大手術。手術の最中に執刀医が「僕トイレみんな休憩」とは口が裂けてもいえません。執刀医だけではありません。手術の立ち会う看護師さんも同じです。全部紙おむつのお世話になるのです。
今はあまり問題になっていませんがいずれ問題になりそうなのが勤務時間中のトイレです。製造業ではトイレを頻繁に行かれると能率が下がるのです。その内に「勤務時間中のトイレ禁止」なんていう会社が出てきそうです。縫製会社の社長がトイレの前で頻繁にトイレに行く人をチェックしているという話を聞いたことがあります。トイレの回数だけではありません。トイレの所要時間もそれぞれ差があるのです。すぐに出てくる人となかなか出てこない人がいるのです。これが3回5回となると生産に大差が出てくるのです。
紙おむつは高齢者とか寝たきりの人の為に開発された物です。芸能レポーター、刑事、医者が付ける事は想定していなかったのです。その上工場の作業員が装着するようになるとかなりの需要が見込めます。寝たきりの人用と普通の人用では装着の仕方に差があるのです。立ったままで紙おむつが簡単に装着できると良いのです。町の発明家がアイデアを出して商品化するかもしれません。今までと違った需要が発明に繋がるのです。これで大儲けする人が出てくるかも。
自然食品店ではそういう苦労はなさそうです。全く苦労が無いわけではありません。運送屋の配達を待つのではなく朝早くに運送屋の営業所に物を取りに行くと荷物はあるのです。これを持ち帰れば開店と同時に商品が店に陳列出来るのです。お客さんにはわからない努力です。
以前に書いた事がありますが魚を捌いて販売する時の開店前にパック詰めが終了している場合と開店と同時にパック詰めする場合では一日数万円の売上げの差が出る事を問屋の営業から聞きました。パック詰めの担当者が交代すると売上げが変化するのです。他の商品の売上げが殆ど変わらないのに開店時にパックされた魚があるかどうかの差らしい。
朝取りの野菜を店に並べるには開店前に生産者の畑まで出かけていく必要があります。これが出来れば店の「売り」になるのです。近くに畑があれば出来そうです。片道30分ぐらいまでならやる価値はありそうです。「やる気」の問題です。開業したての店長 店主なら実行しそうです。開業して何十年にもなる店主にはきつい話です。その上問屋メーカー主催の勉強会とかもあります。こんな苦労は芸能レポーター、刑事、医者の苦労からすれば「たいしたことない」と思うのは僕だけでしょうか。「こんなのうそだぁい」と一蹴されるかもしれません。嘘つきナカショウって?