週間店長情報 続さらば炊飯器 2023.04.24
前回の続きです。炊飯器を使わない御飯の作り方について書きましたが不十分でした。紙面が少なかったのもありますが何年も鍋とか炊飯器で御飯を炊いてきた僕としては革命に近いものだったのです。そりゃそうです。今までの苦労が水の泡になります。これが本当なら炊飯器とか鍋が不要になるのです。これが出鱈目だと「ナカショウは嘘つき」になります。ネットで出ていたのでウソではないでしょう。その上いくつか方法があるのです。
一人暮らしの人が今後も増え続けると考えると鍋釜がなくても料理が出来ることは朗報です。包丁が無いとかまな板が無い生活の人が増えているのも事実でしょう。現実はコンビ二食生活の人が増えているのです。それがコンビ二にいかなくて普通の料理をまな板、包丁 鍋 釜が無くても出来るとなればコンビ二食で満足していない人が取り組み始める可能性が大きいのです。その一歩が鍋釜無くても料理が出来る方法です。と僕が言っても誰も信用しないでしょう。ほとんどの皆さんは鍋又は釜で御飯を炊いているからです。「そんなばかな、絶対にない」と思っている人がほとんどです。うまくいくなら釜で御飯を炊くのを止める事になるのです。
一番簡単な方法は「米と水をビニール袋に入れて湯の中チャポン10分」です。誰もが「そんなのウソだい」と言うでしょう。簡単すぎます。しかも鍋が汚れません。出来上がったらそのまま握り締めればおにぎりになります。ここでも手は汚れません。夢のような方法です。
今回はいつもの弁当箱状の炊飯器の中釜に米と水を入れて洗米。目分量の水を入れた物を袋に入れて閉じました。30分吸水させて沸騰させたお湯の中に投入。タイマーを10分にセット。弱火です。興味津々です。朝の忙しい時間と言うのも忘れてしまいます。結果「半熟」これではだめです。もう10分続けました。出来上がった物は「ごはん」では無いです。どろどろ状ではなく糊状の物。
ここで考察。閉じられた袋に入れたお米は湯気がでません。水が多すぎたのです。湯の中チャポンで御飯は炊ける事がはっきりしました。水量を少なくすればごはんになります。今までの常識を捨てる時期が来たのです。うれしいやら 悲しいやら複雑です。
レンチンでも出来るか試してみる事に。電子レンジがない人はここで読了して下さい。電子レンジは「マイクロウェーブクッキングマシン」です。電子ではなくマイクロ波です。治療院で見かけた事があります。身体を温める作用があるのだと理解しています。副作用ってなさそうです。
電子レンジに御飯が炊けるとネットで出ています。この方法だと茶碗1杯の御飯が炊けます。耐熱容器を使わずに茶碗でも炊けそうです。「そんなのインチキ」簡単すぎ。ひとり生活だとこんなのもありです。ごはん1杯の出来上がりだと茶碗に米70g水100gを入れて軽くラップして電子レンジ200度15分で炊き上がりました。1合だと(140g)水は210gになります。これだと電子レンジ600Wで5分です。味的には「いまいち」です。これは今後の研究課題です。
僕的には美味しくなくてもOKです。当方のセミナー講師の一人武田邦彦先生は「僕の趣味はまずい物を食べる事」と懇親会の席で話をしていました。毎日美味しい物を食べてはいけないのです。美味しい物は偶に食べると感動が大きいのです。
美味しい酒を飲み続けるとまずい酒に出会うと「飲めない」です。付き合いのあるヨガの先生が偶にお酒をくれます。限定品とか特別頒布品 純米吟醸酒が多いです。彼女の親友が月○冠に勤めていて社員しか手に入らない酒が出ると彼女が買って僕に廻してくれるのです。これは美味しい。
水嶋シェフの御飯の炊き型の動画を見た事があります。炊飯器で御飯を炊くときに氷を入れて炊くと美味しくなると出ていました。一般的には土鍋で炊くと美味しいと言われています。この二つを合わせると沸騰するまでの時間が長いほうが美味しくなるとなりそうです。理由は不明です。これで僕は鍋で御飯を炊くことを卒業する事になりました。鍋釜での御飯炊きの記事も卒業です。