週間店長情報 消毒効果のあるミョウバンティッシュ 2020.04.13
「おめぇ 話題がないので取扱商品の宣伝かい」と言われそうです。今回のコロナ騒動の初期段階から考えましたが「今更 話題にする必要はない」と思っていました。ミョウバンの話は何回もしているしその上商売としてはあまりうまみがないからです。話す事になったのは消毒液がないとかミスト容器が不足している事を知ったからです。この手の買いだめについては今までいろいろ観てきました。当方取り扱いの化粧水 テレビ 雑誌で紹介されてホームセンターから尿素がなくなり薬局でグリセリンがなくなったのです。ビール酵母ダイエットではビール酵母が店から無くなりました。それより昔はトイレットペーパー 国産米がなくなったこともあります。
みょうばんはポピュラーな物です。市販されているのは焼きミョウバン。生ミョウバンを800度に焼いた物です。不純物として微量の亜硫酸が出ると聞きました。生ミョウバンが市販されていないのは不安定だからです。温度が下がると溶けてしまうのです。日本の80%を生産している会社は当方販売の化粧水の製造会社です。ミョウバン製造会社は液体にしたものを作って販売していました。市場開発部と言う部門です。この部が尿素グリセリン配合の化粧水を作ったのです。マスコミ等に取り上げられ爆発的に売れました。今も売れています。当方主力取扱商品です。
ミョウバン液を当方が興味をもったのはアトピー肌対策に使えそうと考えたからです。アトピー肌で引っ掻いて浸出液が出ている時入浴は出来ません。ブドウ球菌が繁殖するからです。この時に使える入浴剤はほとんどありません。あったとしても高価です。この話を会社で何回もしたので「そんなに言うならあなたが展開したら」と言うことから当方が引き継ぐ事になったのです。権利金とかはなし。でも「ただで権利を上げるのは上に申し開きが出来ない」と言われ、結果「現在の在庫数十ケースを定価で買ってくれ。それが権利金」空容器、ダンボール、シール等も全部もらいました。会社から買っている顧客名簿の扱いについても話しました。個人情報保護違反になるので「問い合わせがあればそちらの連絡先を紹介すると違反にならない」と。浸出液が出るのはせいぜい3~5日です。当方取扱いの「みょうばんらいふ」はその時に使えるのです。浸みません。入浴剤としては1回50ミリ程度です。価格も安価です。自宅でみょうばん温泉浴が出来るのです。
「何でミョウバン水と言わないの」と言われそう。日本薬局方でミョウバン水があります。ミョウバンを溶かした物にハッカを配合したものです。その為に当方取り扱いの商品アイテムの名前は「みょうばんらいふ」としました。ミョウバンの製造会社の名前は「きれいになーる」これではミョウバンだとわかりにくいと判断して名前を変更しました。液体のミョウバンなんて誰でも作れます。商品化するとは誰も考えません。入手不能の生ミョウバンから液体にした物は希少性がありそうです。販売開始したものの全然売れませんでした。市場がないのです。売っているのは僕だけ。
売れるきっかけは付き合いのある宅配会社のスタッフがイラストの入ったチラシを作ってくれた事から。もらった原稿を元にして僕なりに編集したチラシを作りました。このチラシを別の宅配業者に持ち込み注文を取ってもらいました。結果よく売れるようになり現在に至っています。
ミョウバン液の効果は雑菌の繁殖を抑えます。液体は弱酸性です。ミョウバンスプレーはいろいろ使えます。今回記事にしたのは不足している消毒液の代わりに使えるからです。アルコール除菌はすごい効果ですが手荒れを起こします。看護師さんの手は消毒のし過ぎでぼろぼろになっていると聞きました。スプレーより効果があるのはティッシュです。ボディソープの製造工場を見学した事があります。担当者は「アルコール殺菌が一番です。スプレーより布で濡らして拭くのが完璧です」と説明を受けました。みょうばんらいふは50~100倍に薄めます。
消毒以外にもいろいろ使えます。足の匂い、靴、カーテン、ソファ、まな板、トイレのアンモニア臭、洗濯物の消臭、風呂のカビ予防、食洗器のカビ予防、加齢臭、ニキビ いろいろ使えます。