週刊店長情報 今年のセミナー 30 4 2
21回目です。挨拶も毎回同じ話をするわけにはいきません。今年は今まで1回も話したことが無かった「講師依頼して断られた」話をすることに。
毎回候補を数人あげて順番に講師依頼という方法はとっていません。一発必中です。断られたら次の人を探すと言うやり方です。
初めの一人は講師依頼をした人から直接断りの電話がありました。「高齢であるのと体調を崩していて講演できる状態ではない」との事でした。その時のタイトルは「居眠りのススメ」
次は長野県にある総合病院の院長。評判のよくない病院を立て直したと言う事で話題になっている人です。これにはつてが。その病院にフットケアのボランティアに行っている人が僕と当時関係があったのです。長野看護大学の助手。取引先の会社が紹介してくれました。若くて可愛い人でした。彼女にもお願いしての講師依頼でしたがダメでした。理由は「障害者団体以外の講演依頼は全部断っている」と言う事でした。この人は海外医療ボランティアにも参加しています。国境なき医師団とかです。この時のタイトルは「がんばらない」でした。
その次は早稲田大学の文学部の教授。早稲田には僕の知り合いがいます。操体法の会で行けばいつも声をかけてくれる人です。彼にもお願いしましたが「僕の後輩。でも僕では全く歯が立たない。彼は恩師からの講師依頼でも首を縦に振らないくらいの人」と言うのです。かなり有名なようです。テレビでコメンティターとしてよく出ている模様。タイトルを決める前に断られてしまいました。「声に出して読みたい云々」の人です。唯一全く返事のなかった人です。
操体法の研究会で隣になった医者に講師依頼をした事があります。この医者は特殊と言うかちょっと違うのです。「治る筈の病気が治らない。効くはずの薬が効かない」場合患者の家まで出向いて電磁波を受ける物をかたっぱしから取り除くのです。これで病気が治ってしまうのです。青森県で開業していますが患者は全国から来るので東京にも分院を作っています。「忙しい」と言うことで諦めました。この時考えたタイトルは「電磁波を除くと万病が良くなる」
店からの紹介で講師依頼をした事があります。電気を使わない「非電化工房」断られた理由は「講師依頼が殺到しているのと東日本に限定している」でした。
3年ぐらい追いかけた人がいます。ちょっと関係した人の話だと「きっと辿り着けない」と言うのです。大学で浮いた存在というか異端児扱いでその人と話をしただけで左遷されるとか幽閉されているというのです。辿り着いたのですがその時はインドに行っている事から断念。つけたタイトルは「CTでガンになる」著書は大体の本屋にあります。
最後に断られたのは2年前。講師依頼をしようにも連絡先が判らなかったので出版社にメールしました。数ヵ月後に編集長からメール。「仲介する」と言う事だったので「来年はこれで決まり」と小躍りして講師依頼をしましたが「そのような活動はしていませんし予定もない」と言うことでガックリ。フリーランスの女医です。医療ドラマで有名になったのがあります。キメ台詞は「私失敗しないんです」のあれです。断られたのはこれで全部です。
挨拶の後実技の紹介です。昨年僕は間違った方法を紹介してしまいました。重心のかけ方が左右逆だったのです。モデルは昨年と同じ人。今年は間違えなかった筈。
最後に「重心のかかった方を伸ばす理由」について話をしました。この話は始めてする内容です。生活全体でどちらかに重心が偏っているのが私達人間です。靴底の左右の減り具合、又は靴下の左右どちらかの穴の破れ方。どちらかに偏っている筈です。誰でもこれなら判るでしょう。解消するには靴底のより減っている方を伸ばすといいのです。実際は夜床に就いたときにどちらか片方の足を伸ばす動きをするだけでいいのです。僕が一番聞いてもらいたかった話です。