週間店長情報 大豆の毒性 2019 10 7
人間の初め頃は何を食べていたかを想像しました。きっと猿と同じ物を食べていた筈。猿真似です。その後好奇心な人が猿の食べない物を試食というか挑戦したのです。結果命を落とす事もあったでしょう。いろいろ挑戦して少しずつ美味しいものとか腹持ちのいい食べ物を見つけたのです。原始的な調理方法は海水に漬けて食べる事と焼くことでしょう。昔読んだ本の中に「101匹の猿現象」と言うのを思い出します。海水で芋を洗って食べる猿の話です。
煮る 蒸す調理方法は随分後からでしょう。ほとんど生食というのが原始時代の人間の食生活です。その為に生食健康法と言うのがあるのです。調理しないで食べるのが原始時代の人間です。
学者が「人類はいつも腹ペコ状態で暮らしていた」と言っています。僕は「人間はそんなにあほではない」と思っています。初めて住む場所は一年中果実の生い茂っている土地です。温暖な土地か熱帯地方でしょう。初期の人類は少ないのです。食い物に困る事はなかったのです。毎日遊び放題というか遊ぶ以外何も出来ないのです。正食では「遊ばざるもの食うべからず」と言うのはその事を入っているのです。今の人間は昔の人から見れば異常です。
住宅ローン 家賃 保険 車検 食費 電気代 ガス代 水道代 なんて払う必要がありません。税金も払いません。消費税なんて どこちゃらの国が「高くなった」と言って大騒ぎですが「そんなの関係ない」状態です。極楽世界が人間の初期状態だったのです。今は地獄。
寒い土地に住み着いたのは「追い出された」人達です。悪い事をしたか喧嘩に負けたかどちらかでしょう。北海道民だって本州で食い詰めた人達が入植したのです。明治になって武士が生活に困って北海道に行ったのです。本州の農家が大規模農業を目指して北海道の農地を買いあさって農業したという話は聞いた事がないです。零下20度とかで住みたいという人は「変な人」の部類です。
先週いぎす豆腐の話をしました。呉汁を固めるのににがりを使って凝固させるのが豆腐ですがいぎす豆腐はにがりの代わりにてんぐさで固めます。こちらの方がヘルシーで美味しいかも知れません。その時に使う大豆粉は生です。黄な粉は一度加熱してあるので不可です。と書いて「大豆は生では食べられないのかも?」と素朴な疑問。未熟の青い時の大豆を食べると言う話を聞いたことがありません。これが美味しいのなら広まっているはずです。人間は生で食べられるものをいろいろ試食して今があるのです。調理しなくて食べられる食べ物が一番です。大豆粉の毒性について調べてみました。以下にお勉強した内容を。
大豆は昆虫や外敵から身を守る為に生物毒をもっています。生物毒は種子に多く含まれています。強いアクのようなものです。動物に食べられないように備えられたものです。抗栄養素と言うのだそうです。大豆の毒性について以下に。
トリブシンインヒビター 消化酵素の働きを阻害する。
フィチン酸 ミネラルの吸収を妨げる
コイドロケン 甲状腺腫瘍の原因となる その他いろいろあります。
無害化するには 発酵させる 長時間水に漬ける ローストする
この中で一番効果があるのは発酵させる方法です。食品は納豆 味噌 醤油 テンペ等です。
水に漬けるとアクというか毒素が水の中に溶け込むのです。豆腐作りで豆を長時間水に漬けるのはその為なのかもしれません。特に充填豆腐製造の場合バブリングを繰り返すと聞きました。出来上がった豆腐を水に漬けるのも関係があるのかもしれません。今まで水の中に栄養素が出てしまうので良くないと話をしていましたが晒して毒素を出していると考えるほうが自然です。
市販されている激安納豆は2時間ぐらいで発酵させたものだと聞きました。これだと未発酵です。身体にはよくないかも知れません。毒素が分解できていない可能性があるのです。