週刊店長情報 科学的高齢者食事ガイドライン 30 7 16
「おめぇの科学的と言うのは なんか 怪しそう」「そんな事はないです。僕ちゃんの話は聞けば誰でも納得です」「あまりにも紛らわしい。本気に出来んわい」「いつも親切 誠実をモットーにしています」「そこまで言うんなら話してみぃや」と言う事で 高齢者の食事の話です。
操体法で食事の話をします。主に歯の構成で説明。前歯8本 臼歯20本(親不知4本を含む) 犬歯4本。この割合で食事をすればいいと話しています。実際は親不知を除いた28本を歯の本数にカウント。肉食1に対して野菜は2 ご飯は肉 野菜の合計より少し多いくらいの量を食べると言う考えです。赤ちゃんが一番初めに生えるのは前歯、次に生えるのは臼歯 最後に生えるのは犬歯。この生える順番に与えるといいのが離乳食。気分が乗れば過剰歯 欠損歯についても話をします。これは関西操体道の初期メンバーで歯学博士だという歯医者に聞いた話です。誰でもこれで納得。今まで異論を唱えた受講生はありません。判りやすい説明です。これには続きがありません。おかしいと思いませんか。齢を取った時の食事ガイドラインがないのです。僕は20代と同じ食事を30年以上続けた結果痛風の症状がでました。この時20代の食事を60才の人が続けていいわけがないと悟りました。身体の基礎代謝は加齢とともに落ちてくるのです。80代になるともっとはっきりするでしょう。じゃあ具体的にどうすればいいのでしょう。
今年のセミナー講師は歯の先生。歯に寿命があることを知りました。しかも人間の寿命より短いのです。当方は虫歯治療をしたことがありません。でも歯が抜けました。歯の手入れが悪いのかとも思ってみましたが合点いきません。60才前後から抜けてきたのです。「寿命ならしゃあないなぁ」と言う気分です。先生の講義で歯は使えば使っただけダメージを受けて寿命がくるといいます。だいたい決まっているらしいのです。歯の抜ける順番が。前歯 臼歯から抜けていくのです。一言でいえば生え始めるのが早い歯が抜けるのも早い。意外ですが食事が原因と言うのは少ないらしい。食事で歯を使う時間はそれほど長くないのです。一番歯にストレスがかかるのは就寝中。歯を噛みしめる時間が長いのです。
これからが僕の新説 真説です。自然法則で考えてみることにしたのです。歯が抜けると言う事は抜けた歯の役割が終わったと言う事でしょう。抜けた歯が前歯ならば野菜を食べる量を減らすといいのです。1本だと8分の一減らすのが自然法則です。1日野菜○○g摂取は無視。臼歯が抜けた場合16分の一ご飯を減らすのが筋。2本だと8分の一。犬歯は最後に生えてくるので最後まで残っているみたい。犬歯も1本抜ければ4分の一肉の食べる量を減らいと言うのがこの新説。 歯が抜けるごとに食事の量を減らしていくのがポイント。味付けのポイントはいつも話をしている塩分濃度0.8%。これだと身体に負担が少ない食事になるのです。
ここで面白い事に気が付きました。この食事の究極は糖質制限食になることです。最後に残るのは犬歯なのです。肉だけ食べることになるからです。自然食業界では「よぉく噛めよ」と言っていますがこれは若い人に言っている言葉です。年寄りに無理に噛めよといってはいけないのです。年寄りはご飯を食べる歯とか野菜を食べる歯は少ないか又はないのです。「何でこんな簡単なことを誰も指摘しなかったんだろう」不思議です。糖質制限食は超高齢者の食事法と言う事になりそうです。そういえば元気なお年寄りって「肉をよく食べる」と言う話を聞いたことが有りませんか。僕の近くでも80過ぎた人が肉大好きという親戚の人がいました。齢をとったら肉食を制限すると言うのは自然の法則に逆行しているのです。糖質制限食は犬歯以外の歯が全部抜けた人がする食事法です。歯がまだ残っているのに無理にする食事法ではないのです。逆に若くしてこの食事をとると加齢が促進されそうです。普通の人がする糖質制限食は加齢促進食なのです。これが新説 真説 親切な食事法「科学的高齢者食事ガイドライン」なのです。当方の発明 第一人者ですぞ。