週刊店長情報 新に弱い人間2020.4.6
昨週 火曜日水曜日配達しないで直送にしました。田舎で葬式が出来たためです。バッドタイミングでした。3月一杯で一緒に仕事をしていた息子が辞めることになっていたのです。最後の出勤日の31日の朝。「火曜日水曜日は全部直送にする。荷作り頼む」と彼に指示。その上月末の支払いもあります。全く「人騒がせな」と言いたい気分です。
故人は1年以上前から入院していました。ガンだったのですがその上脳梗塞を併発 意識がない状態でした。初めは一般病棟でしたが途中から緩和ケア棟に。緩和棟にお見舞いに行きました。緩和棟というか終末ケアの患者のいる場所に興味がありました。理由はボランティアを受け入れてもらえる場所かどうかを知りたかったのです。現在老人ホームへのフットマッサージのボランティアを続けています。今は数人ですが何かの間違いでボランティアの入隊希望者が増えて10人ぐらいになった場合を考えた事が有るのです。名前は「シニアらっくふりかけ隊」10年以上前に考えた名前です。このままだと「見果てぬ夢」で終わるかもしれません。
緩和病棟は僕がイメージしていたのとはかなり違っていました。悲壮感が全く感じないのです。想像では「泣ぁくの わめくの 死んじゃうの」と言う古い歌の文句が似合う雰囲気の筈でした。シニアらっくふりかけ隊はフットマッサージだけではダメだと思っています。心の操法と言うか「楽しませるとか面白がらせる」要素の言葉遣いが必要でしょう。
葬式へは車では間に合わないのでJRで。少しは混んでいるかと思ったのですがサンダーバード特急自由席でもガラガラ。帰りのJRは僕の乗った車両は3人。こんなの初めてです。葬式の参列者は50人ぐらい。初七日後の直会は旅館から断られて弁当になりました。無駄話はこのくらいで。
商売を続けているとどうしてもマンネリになります。マンネリ解消法の一つは新商品の取扱です。毎月新規取扱商品を投入出来ればいいのですがそんなにうまくいきません。出入りの営業が代わっただけでも少しリフレッシュします。「今度の○○の営業若いし気が付く」と言うと良いのですが逆の場合もあります。「あんな営業では」と言われている営業もあるでしょう。「ナカショは我儘、こちらの言う事を全く聞かん」とか言われている筈です。僕が営業に行かずに新しい新人が行くと「前の担当者中橋は本当にバツ」なんて。本人には誰も言わないのです
新規取扱商品も今までにないアイテムだともっとその気になりますお客さんの反応もいいのです。新と言う言葉には何かしら魅力があるのです。魅力の魅と言う字は暗いと意味があると誰かに教えてもらいました。見えない事 見たことが無い 経験したことが無い物には惹かれるのです。
たいたい族 みよか族 とことこ族 と人を属生で分ける方法があります。「あれもしたい あの人に会いたい あそこにも行きたい」と言うのがたいたい族 「そんなに言うなら みてみようか そんなに売れるのなら売ってみようか」と言うのがみよか族 「そんなしんどい事 止めとこ 儲かるかどうか判らんのに売らんとこ」と言うのがとことこ族。店もタイプ別に分けるとそうなります。出入りの営業はそれを見極めて話をしているのです。知らずにそうなっているのが現実。
売り上げ不振が続いたら商売替えと言う手もあります。「商売替えは出来ない。今の商売を続けたい」と言う事なら引っ越しと言う手もあります。引っ越しの場合は新規開店と同じです。これでしばらくは繁盛します。し続けるかどうかは判りません。だいたい5年程度売り上げは伸びつづける筈です。昔読んだ本に「最適規模の法則」と言うのがあります。新規開店をすると在庫とアイテムが増え続けます。この間伸びると言う法則。伸びが止まった時点が最適規模に達したと判断するのです。これ以上在庫とアイテムを増やしても売り上げの伸びは期待出ません。代表とか店長が変わった場合も売り上げは変化します。どちらに変化するかは判りません。これはやる気関数と言うので掛けるのです。どちらにしても新に弱いのが人間です。コロナも新だから弱いのです。