週間店長情報 ワインを嗜む 2022.12.12
ラーメンに赤ワインを練りこんでみました。少しは赤くなる筈。結果は散々でした。全く赤くならなかったです。赤いどころか薄い茶色。これでは次は無いです。残ったワインを肉料理の時に飲もうと残しておいたのですがありません。家内に「どこへやった」と聞けば「飲んだ」とのたまうのです。「何で 俺に許可もなく飲んだんじゃい」と言えば「どうせあんたは飲まんでしょう。私が飲んであげた」と。ひどい嫁です。
当方取り扱いのワイン 矢作ワインに農薬の事を聞いてみました。以前から農薬はあまり使っていないとは聞いていました。実際は4~5回と言うことです。通常の半分以下らしい。当方取り扱いのワインは自家農園生産100%の原料使用です。品種はベリーA。
酒類免許のない僕がワインを扱うきっかけは九州自然食協同組合のイベント。九州では当時の僕はほとんど知り合いがいない状態でした。イベントが終わり一人でどこかで食事をしてカプセルホテルで1泊の予定でした。イベント終了後に後片付けの終わった時に遠くから「誰か俺の酒の相手をしてくれる奴はおらんか」と言う小柄な老人の声。「俺でよかったら」と返事をして一緒に飲む事に。初めて合う人です。それが飲み始めていろいろ聞いてみると僕の付き合いのある問屋とかメーカーを知っていたのです。多いに盛り上がった結果「付き合うことに」本当に人生って判らないものです。彼にワインの取り扱いについて教えてもらいました。何でも「帳合い」と言うところを通せばいいらしいのです。それがきっかけでの取り扱いです。
僕は酒に詳しくありません。今はビールの3度注ぎを実践しています。でもまだまだうまくいきません。サーモスのタンブラーを使っていますが困ったことが。これでは泡の割合が判りません。福井では透明グラスを使っています。これでも不満です。ジョッキを使って試してみたいです。今までジョッキは「品が無い」と思っていました。分厚い容器が僕には気に食わなかったのです。でも理由が判りました。冷えたビールをなるべく温度を上げない為でしょう。
ワインについて報告したことがあります。でもこれは主に品種については話でした。これでは一通りの知識だけです。僕は「あれば飲む」と言うスタンスです。ノンアルコールワインも取扱って。います。ワインを作った後にアルコールを抜いたワインなので脱アルコールワインと言うらしいです。ビールも同じ方法です。ヴェリタスブロイビール。
ワインに赤と白 ロゼがあることは誰でも知っています。製法の違いについてもほとんどの人はご存知のはずです。赤は肉料理に、白は魚料理というのも誰でも知っている知識。
一般的ワインに亜硫酸塩が入っている理由についてはほとんどの人が知らないかもしれません。今までの知識だと防腐剤。実際は雑菌の混入を防ぐ為に使用されているのです。
ワイン酵母は「アルコール発酵能力は高いが生育はあまり早くない」ので生育の早い乳酸菌などに圧倒されるのです。こうなるとせっかくのブドウ果汁がワインにならず酸っぱく腐った汁になってしまいます。亜硫酸塩は防腐剤ではなく発酵の過程で酵母が雑菌に負けないようにする為に添加されているのです。
シャンパンについては知っていてもスパークリングワインとの違いについて調べてみました。
シャンパンはフランス シャンパーニュ地方で生産される。特定の品種 特定の製造方法 アルコール度数11%以上 瓶内で発酵を行ったうえで15五ヶ月以上熟成したもの。理屈の塊みたい。
シャンペンを発明した人は盲目の修道士ドン・ペリニオン。シャンパーニュ地方のワインは無名だったのでドン・ペリニオンはさまざまな品種のワインを掛け合わせてワインを作り、瓶の中で二次発酵させることに成功。シャンパンのコルクが円柱型ではなくマッシュルームのような形をしているのは瓶内のガスをしっかり閉じ込める為なのです。これでワインを嗜みたいです。